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追加掲載分 〇 床暖房について

追加掲載分 〇 床暖房について:画像

床暖房はどうですか?というお客様も、けっこういらっしゃいますのでご説明させていただきます。

寒い冬でも足元が暖かく快適な床暖房ではございますが、高気密・高断熱住宅で採用する場合は注意が必要です。

床暖房のイニシャルコストは高く、しかも立ち上がりが遅く、部屋が暖まるまで時間を要するために、その使用については、24時間連続運転が基本となり、家の断熱性能や床暖房の種類によって、ランニングコストにも、相当な差が生じます。

加えて、部分的な敷設では、電気カーペットと変わらず家全体を暖めることはできませんので、メインの暖房として計画する場合は、1階部分の最低70%から80%の部分に床暖房パネルを敷設しなければならず、結構なイニシャルコストが必要となります。

また、2階の冷暖房や季節の変わり目の補助暖房・夏の除湿や冷房を考慮すると、エアコンも設置しなければならず、二重のイニシャルコストが必要です。

温度の設定や調整も難しく、特にご年配の方は慣れるまで大変で、省エネで快適に利用しているお客様はそう多くはないのが実状であり、床の張り替えや間仕切りの変更など、リフォーム時の損傷も考慮しなければなりません。

いずれにしても、イニシャルコストやメンテナンス費用も含めたランニングコストをしっかり、明示していただいた上での判断が必要ではないでしょうか。

床暖房は、床下断熱の住宅で採用されるケースが多く、基礎外断熱の場合には、床暖房の熱そのものも、床下に放熱され効率も低下しますので、弊社ではほとんどお薦めはしておりません。

そもそも、冬期間においても、地熱の効果により床下の温度は15℃前後となりますので、床暖房は必要なく、ダイニングやリビングには、ラグを敷いていただくだけで十分な暖かさが得られます。

※ これは余談ですが、震災時に津波の影響により浸水した、床暖房の住宅では床暖房そのものが、使用不可になりました。今後、津波被害は考えなくてもいいとは思いますが、異常気象により洪水も頻発に起きておりますので、多少考慮に入れた方がいいとは思います。




2016.04.09:[スタッフレポート]

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