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夏型肺炎はトリコスポロンが犯人

夏型肺炎はトリコスポロンが犯人:画像

日本人の死因の3番目に多い肺炎ですが、近年、6月〜9月にかけて、夏型過敏性肺炎の患者が増加しているそうです。

症状は、夏風邪に似ているのですが、風邪ではなく、トリコスポロンというカビの真菌を吸い込むことで発症するアレルギー性の肺炎です。

トリコスポロンは、色が白や黄色で目立たないので、知らず知らずの内に吸い込んでしまう厄介なカビで、風邪薬をのんでも安静にしても、なかなか治らないそうです。

秋になり、カビの繁殖が少なくなると、症状が治まる方も多いようですが、カビの季節になるとまた発症し、慢性化すると治療も困難になり、家を引っ越ししなければならないケースもあるようです。

家の中や床下・壁や小屋裏には、約60種類のカビが存在していると言われており、中途半端な気密化と換気不足・局所的な冷暖房や家干しなども重なり、最近のシックハウスは、MVOCという微生物由来の有機化合物が大きな要因として、問題視されるようになってきました。



そして、カビの臭いやカビの除去・発生を抑えるための、様々な生活用品との複合汚染によって、室内の空気は汚染されており、CS患者(化学物質過敏症)が、急増し大きな社会問題になりつつあります。

トリコスポロンによる過敏性肺炎は、トリコスポロンの真菌がアレルゲンですので、外や他の場所では症状が現れません。

多くは、家が発生源となりますので、ご自宅で、咳や発熱・頭痛などの症状が出て、長引くようでしたら、そのままにせず、アレルギー検査をおススメいたします。

カビの多くは、湿度が70%を超えると繁殖しはじめ、80%を超えてくると急激に増加します。

カビが繁殖するのは、温度・湿度・栄養分・酸素が必要で、何か一つでも欠けると繁殖しないと言われています。



つまり、カビを抑えるために生活で心がけるポイントは、適切に換気や除湿を行い、家中の湿度を60%台に抑えて、栄養源となるハウスダストや家の汚れを溜め込まず掃除することです。

また、カビの着床を防ぐには、空気だまりをつくらないことも大事です。クローゼットや普段使わない部屋などで、湿気がこもるような場所には、時折、扇風機などで気流を与えることで、湿度が高くても、カビの着床を大分防ぎますので参考にしていただきたいと思います。

カビが繁殖すると、今度は、喘息やアトピーなどのアレルゲンの主役となるダニが繁殖します。





アレルギー対策にとって、何より大事なのが、家の中や壁体内の湿気と結露を抑えることです。

その為にも、家の空気環境と温熱環境は重要で、気密・断熱・換気・冷暖房の4つのバランスがとれた住まいが必要なのです。

家中が綺麗な空気に満たされて、温度差と湿度差の少ない家の性能と暮らし方によって、住まいと家族の健康を守るということをご理解いただきたいと思います。






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2018.07.08:[スタッフレポート]

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