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築9年・ソーラーサーキットの我が家の床下は?

先日、投稿した内断熱の湿気対策は難しいの中で、湿度が98%の床下画像をアップさせていただきましたが、社長の家はどうなのですか〜?という質問が届きましたので、多分24℃〜25℃で湿度は70%前後だと思います〜。と返答させていただいたきました。

我が家では、この時期の室内の温度は27℃前後に、そして湿度も50%台になるように、1階のエアコンを28℃・2階のエアコンを27℃に設定して、24時間連続運転にしています。

湿度が高い時や高くなりそうな時は、電力単価の安い夜間の就寝中に、ドライ運転にするなどの調整をしたり、人が集まる時などは、1.2℃程度の調整もたまにしています。

そして、出来るだけオープンな暮らしを心がけ、トイレや脱衣場・浴室などの戸も使わない時は、オープンにして、寝室も寝ている時も、戸は開けっ放しです。

そうすることで、どこの部屋も温度と湿度は一定で、暑さや臭いで、ムッとしたりすることはなく、消臭剤や芳香剤・防虫剤などは使用しなくてもよくなるのです。

さて、床下の話に戻りますが、外断熱の家で、室内の温湿環境を27℃前後・50%台にしていると、床下の温度は、地熱の影響によって、2℃〜3℃低い24℃〜25℃になっています。

そして、温度が低い分、飽和水蒸気量という、水蒸気の含むことの出来る量も自ずと少なくなるので、相対湿度は高くなり70%前後になっているというのが、これまでの経験則からわかっているのです。

※ 湿気の侵入を防ぐために床下ダンパーは閉鎖です。

外断熱の家では、基礎の外側に断熱材を施工しますので、床組の部材の下に、断熱材もなく、気密性もないために、床下と室内の絶対湿度(空気1立米中に含まれる水蒸気量)は、水蒸気の同様になろうとする働きによって、室内の絶対湿度に近づくので、おおよその床下の湿度も感覚的につかめるのです。

私がいつも、室内の温度は27℃前後にして、湿度を50%台を心がけて下さいといっているのは、省エネで快適に健康に暮らしていただくためですが、床下の湿度をあまり高くならないようにするためでもあります。

ということで、日曜の朝、脱衣場にある床下収納庫を開け、久々に床下を除き、温湿計を置いてみました。



結果は、予想どうり24.5℃・68%の湿度で、カビやいやな臭いももちろん感じることはなく、先日の床下とは雲泥の差の床下環境と言えます。

ご理解いただきたいのは、室内の湿度が75%から80%を超えてくると、いくら外断熱の家でも、床下の湿度は、90%を超える場合があり、仮にこうした状態が長く続くと、カビが発生する危険性も、生じてくるということです。

※ この時期の床下断熱の家では、床下湿度は、外から湿気が侵入してしまうので、常時90%から100%になり、結露も頻繁におきているが現実です。
床下の結露事例


今年は特に暑さも厳しく、湿気も多いので、梅雨はあけましたが、床下のダンパーは閉鎖したままで、様子をみながら今月一杯くらいは閉めておこうと考えています。

勇気のある方は、ご自宅の床下を除いて、温湿計を置いてみて下さい。そして、懐中電灯で床下内を確認して、臭いをかいでみて下さい。

最近では、床下環境を良くするために、内断熱でも、基礎断熱するメーカーも増えてきましたが、大半の住宅は、床断熱+基礎パッキンによる床下換気で、床下の環境は、冬も夏も外部の環境に大きく左右され、湿気や結露は解消することなく、住まいと日々の暮らしに様々な悪影響を及ぼしてしまうのです。

基礎を外断熱にぜずに、床下断熱にしている限り、防腐剤や防蟻剤・炭などの調湿材をいくら使用しても、床下の環境は、改善することは困難だということをご理解下さい。

家はどこから腐れてくるのか?シロアリはどこから侵入してくるのか?家の耐久性にとって、床下の環境が、何より大事なのです。





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2018.08.06:[スタッフレポート]

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高橋 一夫 (タカハシ カズオ)

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