2019年5月3日
義父の緊急手術の知らせにドッキリ
先日、突然同居する義父が、救急車で運ばれ緊急手術を受けるという知らせが入りました。
個人的な話で恐縮ですが、注意喚起ということで紹介させていただきます。
原因は、硬膜下血腫だったのですが、実は、1か月ほど前に頭を打ったようで、2度ほど近くの病院でMRI検査をしても、異常は見られなかったようです。
2.3日前から頭痛がするとは言っていたのですが、頭痛以外、危険な兆候や症状はないようで、きっと寝不足や疲れ・精神的なストレスによる高齢者に多い緊張型の頭痛だろうということで、休み明けに病院に連れて行く予定にしていました。
しかし、急に動けなくなったようで、そのまま寝かせておくか病院に連れていくか、救急車を呼ぶか、家族内でも迷ったようですが、ちょうど帰省していた次女が長女とやり取りをして、#7119に連絡し状況を説明したところ、救急車を呼んでくださいとの指示を受けたようです。
とりあえず、かかりつけの労災病院に運ばれ、検査をしたところ、かなり頭に血が溜まっていたそうで、緊急手術となったのですが、血液サラサラの薬を服用しているために、労災では対応が難しいらしく、市立病院に転送され緊急手術を受けました。
今思えば、異変に気付いたのがその日の朝で、食事にも起きてこずに寝たままで、声をかけてもろくな返事がなかったのですが、普段から無口で少々気難しい義父なので、いつものことかと誰も気にかけなかったのです。
その後もそのままに寝かしておいたらしいのですが、いつもとは違う様子に、次女が救急車を呼んだ方がいいのではと#7119に電話したそうです。
お医者さんから何でもっと早く呼ばなかったと怒られたそうですが、娘がいなければ大変な状態になっていたかもしれません。
何はともあれ、無事に手術は終わり、溜まっていた血は除去し、後は術後の経過観察となりましたが、脳溢血などとは違い、病気というよりはケガによる出血なので、特に後遺症は残らないだろうというお医者さんの話でした。
硬膜下血腫は、急性と慢性があるようで、打撲やケガで頭を打った直後に発症する急性と、1か月から2か月後に発症する慢性型があるようなので、検査して異常がないから安心というわけではないようなので、頭を打った場合には、1か月から2か月は注意が必要だそうです。
GW期間中は、病院も休みですので高齢者や赤ちゃんの急変には注意が必要ですが、救急車が出動する必要がないケースも半分はあるそうで、本当に救急車が必要な患者の対応が遅くなってしまう場合も少なくないようです。
私も知りませんでしたが、#7119 子供の場合は#8000に連絡すると、適切な処置や救急車が必要か否かなど案内してくれるようです。
また消防庁の救急受診アプリQ助で、状態を入力しても、症状に応じた処置がわかるようですので、緊急の場合の対応にお役立て下さい。
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