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低体温症の死亡者は熱中症の2倍

夏の時期は、連日、熱中症のニュースが流れますが、熱中症の2倍もの方々が、低体温症でなくなっているそうで、しかも7割が家の中だそうです。

低体温症で緊急搬送されるケースも多いようですが、代謝や体温調節機能も低下しがちな高齢者が大半をしめるそうです。

身体の冷えは、万病の元と言いますが、10℃以下で危険信号となり、5℃以下になるとリスクが急激に高まります。

寒さを我慢して、冷たい空気を長時間、体内に取り入れることは、肺も冷え、肺炎などの発症はもとより、体温低下に拍車をかけるようですので、最低でも家中の温度を16℃~18℃前後に保つことが重要となります。

私のブログをみていただく方は、比較的まだお若い方々が中心ではありますが、ご両親の住いはいかがでしょうか。

ブログで紹介するのも、気が引けますが、最近、友人のおばあちゃんが、これまで元気だったにもかかわらず、インフルエンザの感染から肺炎を患い、僅かの間にお亡くなりになってしまいました。

また、別の友人のお母さんが、心臓の病気で入院していたそうですが、退院したとたんに脳卒中を発症され、命を落とされたという悲しい話をたて続けにお聞きしました。

空気の汚れや体の冷えは、体力や免疫・体温調節機能が低下してくる高齢者の方々にとって、本当に危険なのです。

まだ寒い日が続きますので、体を暖める食事や飲み物を積極的にとって、換気と室温・部屋間や朝晩の温度差にも注意して、健やかに暮らしていただきたいと思います。