2019年2月13日
空気清浄機について(その1)
今回は、空気清浄機と、マイナスイオンについて書きますが、長くなりそうなので
「その1」として空気清浄機の分類について紹介します。
皆様のご家庭では空気清浄機をお使いになっていますか?
空気をきれいにするには、大きく分けて、2つの方式があります。
一概に「きれいに」と言っても、対象がホコリなのか、PM2.5なのか、または
ウイルスなのかによってきれいにする手法が異なるからです。
①汚れを漉す「フィルター方式」「電気集じん方式」
汚れを集めて溜める、という方法として最も一般的なのが「フィルター方式」です。
これはファンで空気を吸い込み、フィルターで濾過することで汚れを取り除くという
仕組みです。フィルターのサイズによって取れるゴミの種類が制限されます。また
「電気集じん方式」は、帯電板の間を空気が通ることで、ホコリを吸着させ、きれいな
空気を排出します。PM2.5までをキャッチできるものもあります。
せっかくの空気清浄機なのに、フィルターがゴミで目詰まりしていると、そこを通って
出てくる空気は・・・。こまめな清掃を心がけましょう。
ちなみに24時間換気についているのはフィルター式、先に社長ブログでも紹介されている
トルネックスは電気集じん方式となります。
トルネックス:http://daitojyutaku.co.jp/log/?l=465595
②イオンの力で汚れを不活化させる「イオン発生方式」
もう一つの方向性として、汚れ自体を不活化させる「イオン発生方式」があります。
これは空気中にイオンを放出することで、浮遊物質の働きを無力化するという仕組みで、
流行りの?マイナスイオン発生機も、言ってみればこの空気清浄機の一種です。
「プラズマクラスター」や「ナノイー」などがこれにあたります。
プラズマクラスター:http://www.sharp.co.jp/plasmacluster/
ナノイー:https://panasonic.jp/nanoe/about.html
ストリーマ:http://www.daikinaircon.com/ca/
ご自身が何をターゲットととしてきれいにしたいのか(下記サイズご参考まで)に
よって、空気清浄機もどれを選ぶのか、変わってきそうですね。
ちなみにいずれの方式の製品にしろ、空気清浄機には、換気効果は一切ありません。
適切な換気をしないと、湿気や二酸化炭素は行き場がなくなりますので、24時間換気
は連続運転をお願い致します!!!
次回は、このイオン発生方式空気清浄機の中から、O様から教えてもらった空気清浄
機能付きのマイナスイオン発生機についてご紹介します。
営業・加納
- 加納貴志