2018年8月29日
宮城県のHPでも化学物質過敏症の注意喚起
大きな社会問題になりつつある香害というかおりによる健康被害によって、化学物質過敏症を発症する方が、急増しており、現代のシックハウスとも言われています。
日常生活の中で、無意識のうちに使用させられている柔軟剤や合成洗剤・消臭剤や芳香剤・防虫剤や殺虫剤・除草剤などに含まれる有害な化学物質によって、めまいや吐き気・頭痛や耳鳴り・目のチカチカや喉の痛み・疲れや鬱病など様々な症状をひき起こし、現在の推定患者は700万人とも1000万人とも言われています。
化学物質過敏症は、それぞれの人が持つ化学物質の許容量をオーバーすると、いつ誰が発症してもおかしくない病気で、ひとたび発症すると、原因の特定も困難で有効な治療法もなく、日常生活すら満足に送れなくなるほど重症化する患者さんも少なくありません。
何十万種類にも及ぶ化学物質に依存する現代の暮らしの中で、大切なご家族の健康を守るためにも、確かな知識を持って予防するしか方法はないのが現実です。
最近では、学校や病院などの公共施設では、香料自粛のポスターなどで、啓蒙や注意喚起しており、先日はNHKなどでも、特集番組が放送されるようになりました。
この度、宮城県のHPにも、化学物質過敏症についての注意喚起が紹介されました。
家の中には、2,000千種類もの化学物質が存在しているとも、言われており、すべてを排除した生活は、到底無理ですが、特に有害とされる物質は、出来るだけ使わないのが一番です。
そのためにも、家の空気環境や温熱環境が、重要で、家の換気はもちろん、温度差のない暮らしと湿度のコントロールが何より大切です。
温度・湿度・清浄さという空気のバリアをなくすことで、化学物質過敏症の原因となる有害物質を含む、多くの日用品はほぼ使わずとも快適な暮らしを送ることが可能となるということもご理解いただきたいと思います。
HPでは、化学物質過敏症について、わかりやすく紹介しているので是非ご覧ください。
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