2018年7月26日
月3千円で家中が24時間爽やか!
大衡ときわ台南にあるリアルサイズ(33坪)のソーラーサーキットの宿泊体験モデルハウスでは、2Fにある2.8キロ(8畳用)のエアコン1台を24時間連続運転させて、家中の温度差のない快適な環境にしています。
画像は、日中の最高気温が35℃になった7月21日(土)のものです。
<玄関ドアにある外の温湿度です。日射熱の影響で気温よりも高い表示になります>
<リビングの温湿度です>
<2階寝室の温湿度です>
エアコンの温度設定は28℃にして、24時間連続運転しておりますが、下のHEMSのグラフをみてわかる通り、エアコンの1時間当たりのピークの電気消費量は、0.4kw(11円)で、消費電力からの想定すると、本来2.2KW(6畳用)のエアコンの定格運転での消費電力と同じになります。
※ ハロゲンヒーターの弱運転が、1時間あたり0.5KWの消費電力です。
そして、外気温が低下する夜の9時から朝の9時頃までは、ほとんど送風運転になっており、電力消費がないのがわかると思います。
エアコンは、設定温度に達するまでが、多くのエネルギーを要しますが、設定温度に達すると、温度の下がった室内空気を循環させるのだけなので、性能が高ければ高いほど、高い省エネ性を発揮します。
ちなみに、とても暑かった7月21日の、エアコンの消費電力は1日の合計でも、わずか3.1kwとなり、1KWあたり27円の単価で計算すると、1日で、83.7円となり、わずかな料金で、連続運転が可能となります。
つまり、消したりつけたりの間欠運転するよりも、連続運転する方がエアコンに負荷はかからず、この暑さが毎日続いたとしても、1ヵ月分のエアコンの電気代は、2,511円というわけです。
実際は、生活熱や生活で発生する水蒸気の影響も出てくるので、2割~3割程度アップすると思いますが、遮熱と通気・排熱と排湿を組み合わせると、こういう家が出来るのです。
そして、この建物には、5KWの太陽光を設置しており、本来のZEHの基準を満たすには2KWほど太陽光の容量が足りない二アリーZEHの基準ですが、ソーラーサーキットの家は、小さな太陽光でも十分ゼロエネが可能となります。
ソーラーサーキットの家ほど、冬と夏の省エネ性と快適性を兼ね備えたバランスのいい家は、なかなか存在しないと思います。
冬の寒さ対策と夏の暑さ対策にくわえ、湿気対策も両立し、温度・湿度・清浄さといった室内の空気のバリアフリーを可能にした未来基準の家の夏の爽やかさを、ご自身の目と肌でご体感いただきます様ご案内申し上げます。
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