2018年7月22日
輻射熱のお話
今日、暑い日が続いて大変ですね~。
そんな時に熱のお話で恐縮ですが、前回お話した通り今回は輻射熱について考えます。
【夏の輻射熱】
輻射熱のもっとも代表的なものは、太陽熱やストーブの熱です。これらは空気に関係無く光のように熱線として放出されます。熱は熱い所から冷たい所に流れる性質があります。従って夏、太陽熱によって暖められた壁面に近づくと人体よりも温度が上昇しているので、壁からの輻射熱で暑く感じます。気流などうまく利用して、輻射熱の影響を防ぐことで室内を涼しく保つことが可能になります。
【冬の輻射熱】
冬は夏とは逆に、壁面の方が冷たくなり人体から壁面の方に熱が奪われて行くので寒く感じます。これを冷輻射と呼びます。冷輻射が起こる主な原因も断熱不良です。効果的な冬の暖房のコツは、壁面や床を暖める輻射暖房です。冷輻射の発生を防ぎ、温熱環境を守るためには、壁を冷やさないことが最も重要です。正しい断熱材と施工と輻射暖房で床や壁面を暖めることが冬の快適性に通じます。
今の時期には特に壁だけではなく、天井や床からくる輻射熱でより暑く感じます。気流などをうまく利用して、輻射熱の影響を防ぐことで室内を涼しく保つことが可能になりますとありましたが、しっかりとした断熱・気密施工を行い建築的な工夫により、気流をうまく利用すると、より省エネで快適な住環境をつくり出すことが出来るということですね。
気流をうまく利用する・・・・・
今の時期こそ、大東住宅の展示場にご来場下さい。その工夫や快適さがお分り頂けると思います。
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