2018年7月6日
久々に寝室のエアコン
先週あたりから、急に暑くなり早くも眠れない~。暑い~。という声をあちこちから聞こえてきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
外断熱の家では、日射と湿度を上手にコントロールすると、日中30℃を超えなければエアコンがなくても、暑さを感じずに過ごせますが、さすがに猛暑日が続くと、生活熱の影響もあり、エアコンが恋しくなってきます。
私は、暑い日が続くような時は、27℃~28℃設定にして、24時間電源を切らずにつけておいた方がいいですよ~とお客様にアドバイスしております。
そして、つける場合は、1階だけではなく、2階もつけて下さいと言っており、家の間取りによっては、2階だけで十分なお宅もままあります。
基本的に家は1階より2階・2階より小屋裏が1℃から2℃位ずつ高いのですが、1階だけ冷やすと、部屋の暑い空気が2階へ上昇し、さらに室温が上昇してしまい、不快な温度差を感じるばかりか、いざ寝る時に窓を開けたり、エアコンをつけたり、寝苦しくなったりして面倒になるものです。
我が家でも、先週あたりからエアコンをつけているようですが、築9年目の住人でもある家内ですが、私の教えを忘れ、何故かエアコンのあるダイ二ングだけつけていたのです。
寝ようと思い、階段を上がっていくと途中から、暑さを感じ、すぐにわかったのですが、案の上、寝室の室温が29.5℃で湿度が53%になっていました。
この程度であれば、扇風機でなんとか凌げるのですが、早く、深く、ぐっすり眠るのがモットーですので、寝苦しいのはいやだなと思い、一旦2階の窓を全部解放して、室温を下げようとしたのですが、外が24℃前後にもかかわらず、全くの無風で、10分開けても温度は下がらずあきらめて窓を閉めました。
いつも、ブログで紹介している通りで、隙間換気が働くのは寒い時期の話で、温度差のないこの時期は、風がなければ窓をあけても換気できないことを改めて実感した次第です。
ということで、2階北側ホールにあるエアコンを27℃にして運転させ、4.5年ぶりに寝室にあるエアコンを10分ほどつけ27℃位になったところで消しました。
ほとんど使用していないエアコンなので、しばらくフィルター掃除もしていないので、つけるのも一瞬ためらったのですが、特段の臭いも感じず問題はありませんでした。
その日以来、我が家では、2階ホールの2.8Kのエアコンを27℃設定にし、1階ダイニングにある4Kのエアコンを28℃設定にして、ずっとつけっぱにしています。
そして、ダイニングと寝室では、扇風機も、時折併用しながら、室温27℃前後・湿度60%前後の状態をキープしています。
※ 就寝中はダイソンの扇風機機能のついた空気清浄機をずっとつけています。
ご存知のように、エアコンのつけっぱといっても、年中運転しているわけではなく、室温が上昇した時だけ運転するという形になります。
エアコンは、暖房であれ冷房であれ、立ち上げりの設定温度になるまでの消費電力が一番大きくなるので、つけたり消したりは、逆に不効率で消費電力もほとんど変わりません。
それよりも、暑いとか、湿気っぽいとか感じるのが、ストレスとなり、いちいちつけたり消したりする方が面倒に感じるので、連続運転しているのです。
また、エアコン運転後にエアコン内部のカビ防止に、送風運転を30分して下さい。と取説なんかで見たことがあると思いますが、よほどまめな方で難しく、つけっぱであればこうした作業も必要が無いというわけです。
エアコンの冷房は、冬の暖房時とは違い、外と室内の温度差はせいぜい6.7℃で、消費電力は、24時間連続運転しても、連続暖房の4分の1前後で済む計算になります。
今年の夏は、猛暑を通り越して酷暑になるという予想だそうです。夏バテで体調を崩すよりも、月5千円前後で、連続運転し、暑さからくるストレスを解消し、ぐっすり眠った方が、精神的にも身体的にも、金銭的にも、絶対プラスになりますので、どうぞ連続運転でこの夏を快適に過ごし、夏バテ無縁で、この暑さを乗り切って下さい。
※ この時期は、窓からの日射の侵入が、室温上昇の大きな要因になります。特に西日は強烈ですので、日射遮蔽ということを意識した暮らしを心がけて下さい。そして、窓の開放はお客様の自由で、気持ちのいい時は開けてもらってもいいのですが、よほどカラッとした空気でなければ、ほとんどは、外の空気の方が、空気中の水蒸気量という絶対湿度は多いので、風で涼しく感じたりもしますが、結果的に窓を閉めると、室内の湿度が上昇し、暑さを感じてしまうケースの方が多いのも事実です。換気システムによって、空気は換気されておりますので、気流を感じたい場合は、扇風機やサーキュレーターなどを、活用した方がより快適ですので、よろしくお願いいたします。そして、この時期の不用意な窓開けは、虫の侵入の原因にもなりますのでご注意ください。
何かご不明な点などございましたら、何なりとお問合せ下さい。
- 社員ブログ