2018年6月29日
看護の法則=健康の法則
何度か、紹介していますが、看護の母として誰もが知るナイチンゲールが150年以上も前に書いた著書「看護覚え書」の中で、病人の看護にとって何をさておいても一番大事なこととして、真っ先に挙げているのが、
「患者が呼吸する空気を、患者の身体を冷やすことなく、屋外と同じ清潔さに保つこと」なのである。というものです。
そして、空気の汚れと体の冷えは、病気の回復を遅らせたり、悪化させたりするばかりでなく、健康な人にとっても重要で、病の半分は、空気の汚れと身体の冷えが引き起こすと説いているのです。
ナイチンゲールは、看護を考えるとき、真っ先に「空気の問題」を取りあげ、換気の重要性やその原理、原則を述べており、換気に適した構造、窓の開閉、外気を取り入れる、患者を暑がらせたり、寒がらせないように適温を保ち、患者さんの自己治癒力を高めることが大切であると説いてあるのです。
弊社では、空気環境と温熱環境を重視した外断熱の家づくりに長年取り組んできましたが、このナイチンゲールの説く、空気の「清浄さ・温度・湿度」のバリアのない住まいの重要性を多くの方々にお伝えしたいとの想いで、パンフレットを作成しましたので、目を通していただければ幸いです。
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