2021年1月22日
ソーラーサーキットの快適さの秘密Ⅱ
〇 ぐっすり眠れる家です。
人の健康の三大要素には、栄養・運動・休養がありますが、住まいが影響を及ばす要素となるのが休養となります。
そして、この休養という要素の中で最も重要となるのが睡眠です。
人は睡眠中に、身体の成長を促し、脳や身体の休息やストレスの解消・記憶の整理など様々な作用が働いています。その有用な効果を引き出すには、単に長く眠る睡眠だけではなく、早く眠れる、深く眠れる、すっきり目覚めるといった、睡眠の質を高める環境づくりが大切になってきます。
ご存知の方も多いと思いますが、人の眠りには『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』の二種類があり、『ノンレム睡眠』は深い眠りのことをいい、脳を休めるステージで初期睡眠時に発生します。
深い眠りをしっかりとることで脳をリフレッシュさせ記憶力全般を向上させるのです。成長ホルモンの分泌もこの時間帯に集中し、子供の成長やお肌のターンオーバー(表皮の新陳代謝)にも大切といわれております。
一方、『レム睡眠』とは浅い眠りのことをいいます。
これは体力回復のステージで、徐々にノンレム睡眠が浅く短くなり、レム睡眠の割合が多くなります。
レム睡眠時では筋肉の力が抜け、身体の疲れをとったり、記憶や感情を整理し固定・消去をしています。ただ睡眠が浅くなることで、ちょっとした騒音や環境変化で夜中に目を覚ましやすくなってしまいます。
このように、二種類の睡眠にはそれぞれ役割があり、眠りについたら朝まで目覚めないことが理想とも言えるのですが、朝までぐっすり眠れていない方は非常に多く、ぐっすり眠るための睡眠環境を整えることが大切になってくるのです。
〇 ぐっすり眠れる環境とは
ぐっすり眠れる睡眠環境とは『光』と『音』と『温熱』といった3つの環境を整えることになります。
光と音については文字通り、明るくなく、静かな状態ということになりますので、比較的環境は整えやすいのですが、こと温熱環境となると、家の性能がだいぶ影響されることになります。
一般的に、夏は室温26~28℃、湿度60%前後の室内の温湿環境が好ましいとされ、冬は室温は16℃~18℃、湿度は50%前後の状態が好ましいとされますが、こうした環境を保つためには、冷暖房に頼らなければならないのが現状ではないでしょうか。
しかし、冷暖房の運転で発生する『風』や『音』によって、目が覚め、睡眠が妨げられたり、エアコンをつけっぱなしで寝たら逆に体調をこわしたといったような話はよく聞かれます。
つまり、睡眠中はできるだけ冷暖房の運転に邪魔されずに、ぐっすり眠れる環境づくりが大切なのです。
では、どうしたらいいのでしょう。
そんな理想を叶えてくれるのが、ソーラーサーキットの家だと言えるのです。
〇 『良い睡眠環境』をつくるソーラーサーキットのテクノロジー
年々、夏の暑さが厳しくなったきた宮城ですが、県内に住むソーラーサーキットのお客様は、寝室にエアコンのないケースも多く、2Fのホールのエアコンや室内の扇風機を上手に活用して快適な睡眠環境を実現しています。
私の家の寝室にも、一応エアコンがありますが、ソーラーサーキットの家に住んで10年間の間、エアコンをつけたのは数えるほどしかなく、扇風機を1時間タイマーで弱運転にするだけで、朝までぐっすり眠りについています。
※ 以前の家では、夏場はよく窓を開けて寝ていましたが、ソーラーサーキットの家に住んでからは窓を開けることもなくなりました。
暑がりの方で、エアコンを使う場合でも、ソーラーサーキットの場合、二重通気の効果による自然エネルギーの力で家を冷ます効果も発揮されるため、就寝前にエアコンを1時間位利用すれば、エアコンを切って就寝しても朝まで爽やかな環境を保ってくれます。
そして、さらに快適な睡眠環境を実現するのがリフレアです。リフレアを装備すれば、換気システムと連動する除湿機能によって、家中どこでも爽やかな空気に満たされ、冷房のような冷たさを感じずに最高の睡眠環境をつくり出すことが可能となります。
一方、冬は、外断熱の保温性の高さを発揮して、就寝時に暖房をOFFにしていても、寝室温度は18℃前後を保ってくれるので、温度低下を気にすることなく朝までぐっすり眠れるのです。
就寝中の夜間頻尿のリスクも軽減し、寒くて布団から出たくないということもなくなり、朝の目覚めもスッキリで活動的な毎日を送れるのです。
健康の源は良質な睡眠で、風邪なども寝ている時に発症するとも言われており、喘息やアレルギーの方も症状が緩和されたという喜びの声をたくさんいただいております。
家族全員が、「ぐっすり眠れる家」 ソーラーサーキットはそうした願いをかなえてくれる家なのです。
- 高橋一夫