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政宗公のまちづくり

重い話ばかりが続いたので、たまにはブレイクタイムということで、住宅の話題とは違った記事をアップさせていただきますので、よろしければお付き合い下さい。

先日、チャーターメンバーとして入会している異業種交流会【サクセサーズ21】の講師例会があり、せんだいコンセキ発掘塾 「仙台段差崖会」の木村さんの講演を聞くことが出来ました。

以前、NHKのプラタモリで、伊達政宗のまちづくりの秘密について、放送された時に、タモリの案内役を努めたのが、講師の木村さんです。

木村さんは、高校時代に考古学に目覚め、66才の今でも飽くなき探求心を持ち、研究を続け、仙台の昔のまちの様子や暮らしなども含め、様々な場で講座など開き、情報を発信しています。

そんな木村さんの話とあって、楽しくもあり、ためにもなり、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

そして、政宗公の仙台の地形を見事に生かし、緻密な計算によって、造られた城下町や四ッ谷用水が、現在もなお、脈々と受け継がれていることに感銘を受けました。

重鎮、片倉小十郎の私邸が、今の西公園にあったことや、片平丁から今の市民会館につながる2.5キロの道筋に、家臣の私邸が24件あり、一人3000坪~6000坪の敷地だったこと、政宗公が、隠居のために築城した若林城(現在の仙台刑務所)の隠された秘密など、改めて歴史の奥深さと面白さを実感しました。

私も、仙台城ふもとの川内大工町の出身ですが、初めて知ったこともたくさんあり、非常に勉強になりました。

それにしても、戦国武将として有名な政宗公ですが、地理を存分に生かし、自然災害や敵国からの攻めを防ぎつつ、農業や商業・工業の発展をも考えた街づくりを垣間見て、改めてその偉大さに気付かされた次第です。

記念に、仙台城下の様子が描かれた風呂敷を譲っていただきました。

風呂敷は、風の時編集部 楽天市場店でも購入できるようですのでよろしければどうぞ

https://item.rakuten.co.jp/kazenotoki/10000012/