2021年4月14日
省エネ性能の説明義務化がスタート
業界団体の見えない力によって、省エネ基準の義務化はスルーされましたが、新築する建物の断熱性能の説明が、4月より義務化となりました。
注意が必要なのは、現行の省エネ基準(次世代省エネ基準に準ずる)のレベルは、正直言って最低限のレベルです。
省エネ基準を適合しているからと言って、思い描く省エネ性や快適性が実現するとは限らず、後々になって、こんなはずではと後悔するかもしれません。
断熱性能を表すUa値はもちろん、気密性能を表すC値・断熱材の種類や断熱方法・施工精度の確認・換気の種別や冷暖房機器の機種や台数・光熱費のシュミレーション・防露や防腐・防蟻やシックハウス対策も含めて、しっかり勉強してから依頼先を選定しなければなりません。
住まい塾では、家づくりの大事なポイントや簡単なチェック方法などお伝えしておりますので、ご興味のある方は、お気軽にお申込みいただければ幸いです。
- 高橋一夫