2018年3月18日
食物アレルギーの本を読んで
ゼロ・アレルギーを叶えるためには、室内の空気環境や温熱環境に加え、日々の食事ではないでしょうか。
特に腸内の免疫機能が未発達の乳幼児に与える食物には十分な注意が必要で、家内が、子育て中に読んでいた多賀城のかくたクリニックの角田先生の本を読んでみました。
アレルギーに関しては、ある程度の知識はあると思ってましたが、初めて知る内容も随分ありました。
猫アレルギーが、安価なキャットフードが起因するケースも多いというのにはビックリ!
子どもが、病気になるのは、親の与える食事や環境が大きく起因するとよく言われますが、改めてその重要さを痛感しました。
子育てがとうの昔に終わった私が、今さら言うのはおかしな話かもしれませんが、若い頃は、アレルギーのことなどは、ほとんど関心がなく、平気でタバコを吸ったり、お菓子を買い与えたり、マックに誘ったりしてよく妻に怒られていました。
家内は、油やソース・マヨネーズや石鹸にいたるまで、アレルギーっ子だった娘達のために、用意していたのですが、私はどうも苦手で、俺は、病気になってもいいから、ブルドックソースやキューピーマヨネーズにしてくれ~とそちらを食べていました(笑)
健康にいい・安全だと思い、良かれと思い与えていても、実はそうではないものが、食品に限らずこの世には溢れています。
食品添加物や農薬・肥料・家畜のエサにいたるまで、無数の化学物質が食品中にも含まれており、健全な成長に大きな影響を及ぼすような食品は、出来るだけ与えないに越したことはなく、親として最低限の知識は必要だということが、この年になってようやくわかるようになりました。
食物アレルギーは多数ありますが、卵・牛乳・小麦がアレルギーの60%を占めています。
なぜ、一般的には健康に良いとされる卵や牛乳にアレルギーが多いのかを考えたことはありますでしょうか。
アレルギー疾患は、発症するとなかなか完治するのが、難しい病気で、次々とアレルギーが連鎖するアレルギーマーチに見舞われる子どもも多く、医療ジプシーが一番多い病でもあります。
そして、最近では乳幼児ばかりでなく、小・中・高校生になってから発症したり、大人になってからも発症するケースも多く、これまで大丈夫だった食物でも、突然発症するのが食物アレルギーです。
日本で認可されている食品添加物は1300種類以上といわれ、世界で、遺伝子組み換え作物を一番輸入いるのもこの日本です。
普通、どこのご家庭でも、納豆や豆腐は遺伝子組み換えではないという表示のある国産大豆を使用した物を食べていると思いますが、加工食品やお菓子・調味料には、原料の上位5物質かつ5%以内であれば遺伝子組み換えの表示は必要なく、知らず知らずのうちに大量のGM食物を口に入れているのが実状です。
添加物にしても、GM作物にしても、全てをゼロにするというのは到底無理な話で、あまり神経質になってもしようがない部分もありますが、中にはかなり危ないとされる物も多く、間違った知識や情報によって、子どもを病気にするのは避けなければなりません。
若い頃の反省も含めアップしておりますので、子育て中のお父さん・お母さん、参考にしていただければ幸いです。
卵アレルギーの子に、卵料理を食べた後にチューしただけでも症状が出るケースも多いそうですので、くれぐれもご注意ください。
※ 画像は、5.6年前にアレルギー検査を受けた時の画像ですが、私も立派なアレルギー持ちで、ダニ・ハウスダストとエビ・カニに陽性反応が出ており、最近ではどうもピーナッツもダメになったような気がします。皆さんにも、是非アレルギー検査をお薦めいたします。
- 社員ブログ