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お風呂にゆっくり浸かりましょう。

弊社で家を建てていただいたお客様のご家庭では、寒さを感じずに日々の入浴を楽しまれていることと思いますが、最近ではシャワーで済ませるご家庭も大分多いそうです。

シャワー派のご家庭の多くは、若い独身世代の方々かと思いきや、そうでもないようで新婚世代から子育て世代・中高年の世代でも増えてきているようで、夏場はともかく、冬場でもシャワー派という方は少なくないようです。

理由は、いろいろ考えられるそうですが、光熱費や水道代の節約・準備や掃除が面倒だということが大きな理由ではないかということでした。

入浴するのは、体をキレイに洗うというのが大きな目的で、シャワーであれ何であれ大差はないと思いますが、お湯に浸かって温まることは人の健康にとっても、非常に重要ではないでしょうか。

就寝前に、体を温めることで、血流もよくなり、体温も上がるので、就寝時の深部体温がスムーズに下がり、必然的に質の高い睡眠が得られ、脳や体の疲れも取れ、免疫力も高まります。

その他にも、水中での浮力効果や水圧による血管の弾力性など入浴効果は様々です。

がん細胞が増殖するのも、体温が一番下がる夜間というのが定説ですが、ガン細胞は35℃以下の体温が活性化するようです。逆に免疫細胞ががん細胞と戦っているのも夜間で、風邪やインフルエンザのウイルスに感染し病を発症しやすいのも、就寝時と言われています。

日本人の平均体温は、昔は36.8℃位あったようですが、生活習慣や食習慣によって年々下がり、いまや高い人でも36.2~36.3℃で、多くの方が35℃台の低体温に陥っているそうです。

様々な複合的な要因はあると思いますが、ガンが2人に1人罹患し、3人に1人死亡するのは、体温低下による免疫低下の影響も大きいとよく言われています。

体の冷えは万病のもとであり、1度の体温低下で、代謝は約12%、免疫力は30%以上低下するそうで、逆に1℃あがると免疫力は5倍から6倍に上がるそうです。

つまり、36.5℃から37℃位の平均体温であれば、病気にもガンにもかかりにくい体になのではないでしょうか。

特に、女性に多い冷え性の方は、手足などの末端の血行が滞ると、女性特有の病が発症するばかりか、寝不足となり、他の症状も現われてくるので、毎日、お湯に浸かることは大事だそうです。

ガンも温浴療法や温熱療法で治るという説がありますが、日本人の平均寿命が長いのは、浴槽につかるという入浴習慣も大きな要因の一つとも言われています。

日々の疲れとストレスを解消し、汗を出すことで、デトックス効果も図れます。

大分寒くなってきましたので、毎日お湯に浸かって体を暖めましょう。

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