2017年7月13日
内装材に無垢の木を
弊社が所属する「みやぎ健康・省エネ住宅推進協議会」では、国土交通省スマートウェルネス住宅等推進事業の採択を受け、既存住宅の断熱改修やバリアフリー工事に対しての、補助金制度が受けられるほか、住まいと健康に対する様々な調査や研究を関係機関の協力を得て実施しております。
この度、慶応義塾大学の伊香賀教授のチームによる、調査データが送られてきましたので、一部紹介させていただきます。
紹介させていただくのは、内装の木質化が、睡眠の質と知的生産の向上にどのように影響するかのデータとなります。
床材に複合フローリング・壁、天井にクロスを張った部屋と床と天井にヒノキの無垢材を使用した部屋そして、床・壁・天井全てにヒノキを使用した部屋との比較実験結果です。
睡眠の質にしても、生産性についても、明らかに無垢材を使用した方が上回っています。
しかし、部屋全体を無垢材にするより、床と天井(全体の45%)だけを無垢材にした方が、ポイントが高くなっているのがお分かりでしょうか。
このデータは、10名の学生の実験ではありますが、是非参考にしていただき、リビングや寝室など、長時間過ごす場所には、内装材に木を積極的に活用してはいかがでしょうか。
その他にも興味深いデータがたくさんあり、住まい塾でも随時紹介させていただいておりますが、ブログでもアップさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
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