2023年1月22日
安全な土地ってどこだろう?
土地を購入される際、その土地が安全かどうかを皆さん考えると思います。例えば
◆過去に津波が来た場所かどうか
◆大雨で床下/床上浸水したことがあるかどうか
◆後ろの山が崩れるリスクがないか
◆傾斜地で土地自体が地崩れしないか
これらはある程度、地名から推定出来ると言われています。
【外部サイト】土地購入時の地名からわかること – メタ住宅展示場
これだけ異常気象が起きる昨今、100%リスクのない土地はないかもしれませんが、地名以外にも各地域のハザードマップなどからも推定できます。例えば仙台市の各種災害に対するハザードマップはここから見れます。
【外部サイト】ハザードマップ等(各種災害の危険予測地図)|仙台市
地名が全てを表している訳ではありませんし、ハザードマップで色がついている場所が災害が必ず起きる場所ではないので、心配しすぎるのも土地探しには障害になると思いますが、あくまでも参考程度に頭に入れる程度で十分かとは思います。
また地盤についも心配される方が多いと思います。私の自宅も元々「沼田」という地名が付いていた(今は別の名前ですが、バス停には「沼田」というのが残っています)そうで、付近はどこでも地盤改良が必要です。ただ、こればかりは隣の区画で改良判定が出たからこっちも出るというものではなく、色々な評価の元に判断されるものですし、改良工事を実施すればそれはそれで安心な地盤になるので、あまり気にするとことではないのかなと思います。
ただ、改良工事が必要になる地域はある程度推定が出来るので、事前に改良工事の費用を資金計画に組み込むかどうか、ご相談下さいませ。
ということで土地探しをされる際は、不動産だけではなく、住宅会社など建築についての知識がある人へも相談した方がうまくいきます。
次回、最近主流になってきた地盤改良方法についてご紹介します。
- 加納貴志