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内断熱(充填断熱)の抱える危険要素④

気密性能が年々低下する?

内断熱の場合、室内の水蒸気が構造躯体に侵入しないように、室内側に防湿フイルムによる気密施工が、必須となります。

しかし、気密工事完了後に、内装下地として施工する石膏ボードに打ち込むビスは1万本以上となります。

その他にも、コンセントやスイッチ、床下や天井の点検口、照明器具の気密部分の経年劣化や、地震の揺れによるズレにより、年々気密性能の低下が懸念されます。

気密性能が低下すれば、温度差換気が働き、冷気が室内に侵入し、熱効率が悪くなり、住み心地の低下や光熱費の上昇を招きます。

さらに、水蒸気の粒子は10万分の2ミリと微細ですので、室内と壁体内での温度差があれば、ちょっとした隙間でも、水蒸気が壁体内に入り込み内部結露の危険性が高まるのです。