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内断熱(充填断熱)の抱える危険要素③

構造材として使用される木材の中には、必ず水分が含まれており、水分の含む割合を含水率といいます。

通常、高気密・高断熱住宅の場合は、建築後の木材の収縮による建物の不具合を軽減するために、乾燥材を利用するのが、大原則ですが、出荷される時点においての含水率は、概ね無垢材で18%・集成材で15%の含水率が基本となります。

しかしながら、乾燥材を使用して建てられた住宅でも、後々乾燥が進む事で収縮し、痩せやくるい・割れが生じてしまうのです。

つまり、乾燥することで、木材は数ミリ程度痩せてしまい、痩せた部分は必然的に、隙間となり、無断熱になる為、その部分は断熱の欠損部分となってしまいます。

こうした断熱の欠損部分では、室内との温度差によって引き起こす、内部結露の危険が非常に大きくなるというわけです。

※ 弊社のソーラーサーキットの標準仕様の構造材は、含水率10%以下の完全乾燥材LVLを採用しておりますので、長期間にわたり、寸方の変異はありません。