快適性について以前に取り上げた記事ですが、２回に渡ってご紹介いたします。<br /><br />現代の住宅には、様々な機能が要求されます。<br />構造の強度、耐久性、さらには温熱環境、空気質環境、省エネルギー性、<br />健康環境等々・・・<br /><br />それらが整合性を持って計画されることで初めて、住まう人の健康を守る<br />ことが可能となる、省エネルギーで快適に暮らせる高性能住宅を造ことが<br />出来ます。<br /><br />　では、快適性を考えたときにどのような性能が求められるでしょう。<br /><br />　住宅の快適性を保証する基本的な性能について述べられた解説書より<br />抜粋してご案内します。<br /><br /><br />　住環境に求められる基本的な性能は、主に長寿命・省エネルギー・健康・快適<br />の４つの性能に要約できます。<br /><br />＊長寿命性能とは<br /><br />　壁体内結露を抑え、建て替えサイクルが長い長寿命の住宅で、住み替え<br />　需要にも応えることができ資産価値を高める。<br /><br />＊省エネルギー性能とは<br /><br />　高断熱・高気密化により、保温性が高く冷暖房コストを節約。年間のランニング<br />　コストが少ない省エネルギー住宅。二酸化炭素の大幅削減で地球温暖化防止にも<br />　貢献。<br /><br />＊健康住宅性能とは<br /><br />　住宅の温度差を整え、ヒートショックやシックハウス症候群、アレルギー<br />やアトピーなどを予防。<br /><br />＊快適住宅性能とは<br /><br />　冷暖房時に窓を閉めたままでも、２４時間計画換気で常に室内の空気のよどみを<br />　なくし、夏・冬ともに部屋間の温度差がない快適な住空間。<br /><br /><br /><br />何となく解っているような気がしていましたが、まとめるとこう言うことなのでしょう。<br /><br />考え方や表現は様々ですが、快適性は、これからの住宅にとって大変重要<br />な要素であることは、まちがいありませんね。<br /><br />では、次回につづく・・・<br />