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私のお勧め本NO-1

今年最初に私がお勧めする本は、『人間(ひと)は死んでも また生き続ける』著者 大谷暢順氏の本です。

 

著者の大谷暢順氏は、本願寺法王(浄土真宗)の方ですが、私の個人的先祖(浄土宗)とは、ちょっと違う宗派です。

 

違う宗派でも参考になるところがいっぱいあります。

 

昨年末にご紹介した『青森の神様 木村藤子氏』の本にも記載されている内容と同じく、

 

この世では、仏教でも人間以外の生き物全てに『輪廻転生』があると記載しています。

 

この本『仏教』では、死後の魂は『六道輪廻』といって死後の魂の行き先が全部で六つあるとされているようです。

 

①地獄・・・②餓鬼・・・③畜生・・・④修羅・・・⑤人間・・・⑥天上・・・・・の六つです。

 

人間界でどのような魂の磨き方をしたかによって、人間界から離れた魂の行き先が決まるようです。

 

誰もがわかる事ではありませんが、これがお釈迦さまと阿弥陀さまの教えとの話です。

 

年の瀬の除夜の鐘を百八回つくのは、・・・仏教での『煩悩』を祓うためとの話です。

 

煩悩とは、『三毒の煩悩』・・・貪欲(とんよく)・瞋恚(しんに)・愚痴(ぐち)を断ち切るためとの話です。

 

その他に、『十悪(じゅうあく)・五逆(ごぎゃく)』があり、十悪は上記の煩悩の他に殺生(さっしょう)・偸盗(ちゅうとう・盗み)・

 

邪淫(じゃいん・みだらな異性関係)・妄語(もうご・嘘いつわり)・綺語(きご・おべんちゃら)・

 

悪口(あつく・人の悪口をいうこと)・両舌(りょうぜつ・二枚舌を使う)

 

五逆は、母を殺す・父を殺す・阿羅漢(あらかん・聖者)を殺す・仏の体を傷つける・

 

僧伽(さんが・教団)の和合を破壊する・・・などです。

 

仏教関係の本は奥が深いです。若いころは関心が薄かったのですが、年輪を増すことに関心が深くなりました。