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自然塩で熱中症予防

熱中症には水分補給は欠かせませんが、塩分もしっかり摂りたいものです。

昨今の熱中症患者急増の原因として、異常な暑さが指摘されていますが、良くない生活習慣による免疫の低下とともに塩分不足を指摘する専門家も少なくありません。

塩の1日の摂取が、10gから8gとなり、減塩が叫ばれ大分経過しますが、高血圧症の患者や循環器系の疾患は、相変わらず増加しているのが現状です。

塩は昔から元気の源であり、体内に流れる血も汗も適度な塩分が不可欠です。

腎臓や肝臓の弱い方の塩分摂取は、控えた方が無難ですが、健康な方の過度な減塩はいかがなものでしょう。

そして、同じ塩でも塩化ナトリウム99%以上の精製塩と天然のミネラル分が含まれる自然塩とでは、同じ塩でも全く違います。

通常、精製塩は、加工食品や外食で多く使われており、致し方ない部分もありますが、自宅で使用するお塩、醤油やめんつゆなどの調味料も、自然塩を使用した物を使用したいものです。

また減塩ブームということで、様々な減塩商品が販売されていますが、塩分濃度を抑えつつも、味や品質を整えるために、多くの食品添加物が使用されているケースが大半です。

いいお塩は、ミネラルも豊富で、血行を良くして基礎体温を上げ、胃酸の力も免疫の力も向上するので、私は家でも会社でも自然塩を補給し、みそ汁や梅干しは毎日の食卓に欠かせません。

以前は、降圧剤を服用し減塩していた時期もありますが、5.6年前からは、逆に塩分をしっかり摂取しつつも、降圧剤は飲まずとも健康を維持しています。

サウナに行く時も、レモンやシークワーサー、クエン酸、リンゴ酢などに水を加え、塩を混ぜたオリジナルのサウナ水を持参しています。

人間は、塩分を摂りすぎると自然と喉が渇き、水分を補給し汗や尿で排出し自然と調整の力も働きますし、自然塩には塩分の排出を促す、カリウムや500以上の体内酵素の働きに必要なマグネシウムも豊富に含まれています。

スイカやトマト・枝豆やとうもろこし・もろきゅうなど美味しい季節です。

夏の果物や野菜には、昔から塩がつきものですが、甘みを引きたてると同時に、身体を冷やすものが多いので塩を用いているのです。

ぬちまーすや雪塩など、ミネラルたっぷりのいいお塩はたくさん販売されていますので、自然塩をしっかり摂って熱中症を予防しましょう。