2014年11月24日
家は3回建てないと・・・は本当か!
「家は3回建てないと満足する家は建てられない」という話はよく聞く話ですが本当でしょうか?
3回建てないと・・・というのは建物の良し悪しを理解出来るようになるにはその位の経験が必要という事で一般的には使われるのですが、私がいつもお客様に説明させていただくのは、住まわれる人のその時々の家族構成やライフスタイルによって、満足する家・暮らしやすい家というのはおのずと変わってくるという事。
例えば新婚の夫婦だけで暮らす家・子供が小さい時に暮らす家・自立心が芽生え部屋が必要になった時の家・受験の時期に適した家など、子供の成長にあわせ家族の暮らしは大きく変わるもの。
一方の親の方も、年齢を重ねる毎に趣味・趣向が変わりライフスタイルも変化する事はいうまでもありません。そして子供が巣立った50代~60代に最後の人生を謳歌するにふさわしい終の棲家となるのですが・・・。これら全ての時期を満足させる家を一回で叶えるのはかなり難しいといえるでしょう。
ただ言えるのは、初めての家造りであっても将来をしっかり見据えた家造りを計画する事が非常に大事という事。
そして、20年後・30年後にたとえ住み替えが必要となった時でも、資産として活用出来る家(賃貸や売却・継承)を建てなければならないという事です。
経年変化による性能の劣化を抑え「いつまでも強く・いつまでも快適な家」にして50年後も価値ある本物の長寿命住宅にするにはどうしたらいいか?
3度建てなくても大東住宅の現場を3度見ていただければ答えは簡単!
家を建てる前に床下・小屋裏・壁の中といった完成してからでは見る事のできない部分をご確認下さい。
全ての答えはこの見えない部分に隠されているのです。
隠れた部分に関心を持たずして、見た目の価格やデザインなどで住まいを選ぶと3度建ててもいい家には巡り合う事はないという事だけは間違いありません。
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