2013年3月31日
シックハウス原因物質その2
前回続きシックハウス原因物質のお話です。<br /><br /><br /> 下記の表でお分かりのように家庭で使用されるハエ・蚊退治の殺虫剤の中にも<br />有害な化学物質が含まれています。(殺虫剤ですから当然と言えば当然ですかね)<br /><br /><img src=”http://samidare.jp/m-seino/box/VOC.jpg” border=”0″ width=”400″ height=”600″><br /><br /> 記載にないものの中にも、バラ・ユリ・ゼラニウムなどの芳香剤の元となる調合<br />香料にもノナナールなど、有害が指摘される化学物質がふくまれています。<br /><br />厚労省では、現在公表している化学物質のほかに40種類も有害なものとして<br />使用制限の対象として検討しているそうです。<br /><br />自然素材を使用することで、化学物質の被害から免れる事ができるように考え<br />られがちですが、VOCは化学製品からのみ発散されるものではなく、自然界にも<br />多くのVOCが存在します。<br /><br /> 例えば、木材の芳香物質はVOCなのです。特に、土台材として多く使用される<br />米ヒバなどがアレルゲンになっていることも多く、自然素材にも様々な有害な化学<br />物質があるのです。<br /><br /> また、花粉症のように杉や檜の花粉がベンツピレンなどの、ディーゼル排気ガス<br />に含まれる化学物質が複合して起こる症状もあり、これらを完全に防ぐ手だては<br />ないと言われています。<br /><br /> 工場や自動車から排気される窒素酸化物などは、多くの健康被害を引き起こしてい<br />るのは、皆さんご存知の通りです。このような大気汚染は、地球規模の問題として<br />考えなければならない時代に来ています。<br /><br /> 住宅の省エネルギー化は、地球温暖化だけでなく大気汚染の防止にも貢献します。<br />大気汚染やエネルギーの枯渇、化学物質由来の病気の予防など、住宅性能は地球環境<br />にも私たちの健康にも密接に関連しているのです。<br /><br /><br /> 子供やお年寄りが、安心して生活できるクリーンで、省エネな住環境は、きっと<br />地球にも優しい住環境なはずです。<br />””
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