2010年8月28日
雨漏りの点検と補修
雨漏りの点検と補修<br /><br />●雨漏りの点検と補修<br /><br /> 雨漏りの現象は、屋内の天井部分から水滴として現れるものと、小屋裏<br /> や 壁内からじわじわとしみ出てくるものと、これら目に見える現象は<br /> なくポタポタ音だけするものなど一様ではありません。<br /> また、断熱材を入れることが一般化した現在では、断熱材に雨水が吸い<br /> 込まれ、少々雨漏りしても水滴もシミも見えないということがあります。<br /> 長年の雨漏りに気づかないあまり、いつのまにか木部が腐朽していたと<br /> いうことにならないよう、屋根裏から床下まで、定期的に広範囲な点検<br /> を行うことが必要です。<br /><br />●雨漏りの補修<br /> 雨漏りが始まったらすぐに補修したいものですが、雨中の工事は困難で<br /> あり、確実さを期待できません。<br /> 家財を雨水から守り、雨が上がったらすぐに専門の業者に依頼して、補<br /> 修してもらいましょう。<br /> 風を伴う場合にはその方向を記録しておきましょう。<br /> 雨漏り箇所を探すのに役立ちます。<br /><br />○雨漏りの原因となる部分<br /> ・屋根:瓦のずれ、割れ、鉄板の緩みなど屋根葺き材の損傷。<br /> :1階屋根と2階外壁が取合う部分の雨仕舞の不具合。<br /><br /> ・外壁:モルタル塗装の割れなど外壁面の損傷。<br /> :サイディング継目のシーリング不良など。<br /> :水切り・雨押さえの不具合。<br /> :開口部まわりのシーリング不良。<br /><br /> ・雨どい:つまりによる軒どいの溢水。<br /> :雨どいつかみ金具の取付部のシーリング不良。<br />
- 社員ブログ