2020年6月11日
いいお塩をしっかり摂ろう
今週あたりから、大分熱中症のニュースが流れるようになりました。
今年は、例年にも増してマスクの着用によって、熱中症患者の増加が危惧されています。
熱中症には水分補給は欠かせませんが、水分のみならず塩分もしっかり摂りたいものです。
昨今の熱中症患者急増の原因として、ヒートアイランドや温暖化とともに、塩分不足を指摘する専門家も少なくありません。
塩の1日の摂取が、10gから8gとなり、最近では6gというように、減塩が叫ばれ大分経過しますが、高血圧患者や医療費はうなぎのぼりです。
お塩は昔から元気の源であり、体内に流れる血も汗も塩分が不可欠です。
腎臓や肝臓の弱い方の塩分摂取は、控えた方が無難ですが、健康な方の過度な減塩はいかがなものでしょう。
そして、同じ塩でも塩化ナトリウム99%以上の精製塩と天然のミネラル分が含まれる自然塩とでは、同じ塩でも全く違います。
いいお塩は、ミネラルも豊富で、血行を良くして基礎体温を上げ、胃酸の力も免疫の力も向上するので、私は家でも会社でも塩分を補給し、みそ汁や梅干しは毎日の食卓に欠かせません。
以前は、降圧剤を服用し減塩していた時期もありますが、ここ数年は逆に塩分をほどほど摂取しつつも、降圧剤は飲まずとも、血圧は安定し健康を維持しています。
人間は、塩分を摂りすぎると自然と喉が渇き、水分を補給し汗や尿で排出し自然と調整の力が働きます。
スイカやトマト・枝豆やとうもろこし・もろきゅうなど美味しい季節になります。
夏の果物や野菜には、昔から塩がつきものですが、甘みを引きたてると同時に、身体を冷やすものが多いので塩を用いているのです。
高級な塩でなくても構わないので、自然塩を使って熱中症を予防しましょう。
- 高橋一夫