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カビの発生を抑えるには

そろそろカビやダニが、気になる時期になってきました。

繁殖を防ぐには湿度を60%前後に抑えるのが理想ですが、家中を60%以内に保つのは難しいのも現実かと思います。

カビの胞子は、どんな家であれ空気中に浮遊していますので、あまり過敏になってもしようがないのですが、カビがあちこちに生えてしまうのは、喘息や肺炎の要因にもなりますので避けたいものです。

カビは、温度や湿度・栄養分などの条件が揃えばどこにも発生します。

ただ、普通は、胞子が着床して生え出すのには、最低でも4.5日はかかります。(浴室などは油断が禁物です)

適度な清掃も必要ですが、湿度が少々高くても、カビの発生を抑えるには、気流を与えるのが一番です。

カビの生えやすいところには、湿って汚れた空気が滞留しているところです。

扇風機やサーキュレーターなどで、たまに気流を与えてください。

日中の不在時なども、押入れやクローゼットの扉を解放し、部屋の扉は洗面であれトイレであれ開けておき、換気扇を回しているだけでも家の中に気流が生じ、カビの発生を抑制します。

家も人の体も、気が淀むと病気になります。

扇風機も換気扇も、電気代は、除湿機やエアコンと比べると微々たるものですので、良ければお試しください。