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ヒートショックや突然死を招く「冬バテ」

最近、時折、耳にするようになった「冬バテ」ですが、「夏バテ」よりもリスクが大きく注意が必要だそうです。

夏バテも冬バテも、基本的にメカニズムは同じで、寒暖差が大きな原因です。

夏バテは、外の暑さと室内のエアコンによる温度差が原因となり、胃腸の調子が悪くなったり、食欲の減退や疲労感が主な症状となります。

一方、冬バテは、寒さによって、常に交感神経が活性化し、リラックスを促す副交感神経が働かず、常に身体が緊張した状態になり、自律神経が乱れ疲労感や倦怠感・肩こりや神経痛・睡眠不足やイライラ感など、様々な症状に見舞われるそうです。

人間が、健康を保つには交感神経と副交感神経のバランスが非常に大事で、このバランスが崩れると自律神経が大きく乱れてくるそうです。

そして、冬バテが怖いのが、自律神経の乱れにくわえ、血管へのダメージの大きさにあります。

血管は、暑いと弛緩し、寒いと収縮しますが、寒い状態が続くと、血流も悪くなり、血圧が上昇することで、脳や心臓などへの負担も大きく、冬場に多発するヒートショックも、冬バテが大きく影響しており、心不全などの突然死などに見舞われる危険性もあるのです。

特に、冬場は水分も不足気味で血流も悪く、夜中のトイレを気にするあまり水分補給を控える傾向があるようですが、冬でも睡眠中に汗をかきますので、益々血流が悪くなるそうです。

冬バテ状態になると、当然免疫も低下し、風邪やインフルエンザにも感染しやすくなります。

空気の汚れと身体の冷えによって、病の半分は引き起こされるとナイチンゲールも説いてます。

交感神経に偏り気味のこの時期ですが、意識的に副交感神経の働きを高めることが大切で、その為にも、適度な運動をして、家の中を暖かくして、温度差もなく、綺麗な空気の中で、健やかに暮らしていただきたいと思います。