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住まいのDIY講座 No.14 ~塗装できる壁紙(その2)~

前回の記事(http://daitojyutaku.co.jp/log/?l=464398)からの続きですが、
ようやく本題です。

先日社内で、オガファーザーとそれに塗る塗料を扱う会社の方に来ていただき、
勉強会を開催しました。その内容を簡単にご紹介します。
オガファーザーNEW

下の写真は、勉強会の中で塗装体験をしたときのものです。

簡単ですが、紙クロスとその塗装についてご紹介します。

●紙クロス(オガファーザー)自体は、施工手順は一般的なビニールクロスと
 全く一緒。ただし、紙クロスの施工実績がある業者さんへ依頼するほうが安心。
 頑張ればDIYでも貼れます。ただし、精度を求めるならもちろんプロへご用命を!

●高い透湿性を持っており、ビニールクロスに比べると16倍の放湿性で石膏ボードと
 ほぼ同じです。元々ドイツの会社の製品ですが、湿気の多い日本には、むしろ向いて
 いるかもしれません。
 

●紙ですが、表面にエンボス模様をつけて、平滑品や粗目タイプのものもラインナップ
 しています。感触もビニールクロスに比べると優しい感じです。

●ビニールクロスには必ずフタル酸エステル可塑剤(※)というものが入っていますが、
 紙クロスにはそれが入っていません。製法も特殊な圧着方式で、天然成分が主成分なの
 で化学物質の影響を心配せず安心して使えるのが特徴です。

 ※可塑剤のフタル酸エステルという物質が悪いということではありませんので、ご安心ください。
 http://www.vec.gr.jp/anzen/anzen2_3.html
 記事抜粋「DEHPの急性毒性(LD50)は、食塩や砂糖よりも低く、毒性なしといえるレベルです。」

●ビニールクロスは静電気が発生しやすく、壁にホコリが吸着する。テレビの裏、エアコン
 周りの壁が汚れるのはすべて静電気が原因です。掃除してもホコリがどこからか出てくると
 お悩みの方、それは壁に吸着したホコリが原因かもしれません。詳しくは下記をご覧下さい。
 NHKがってん 
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20171018/index.html
 オガファーザー+自然塗料塗装で、静電気の発生が大幅に抑えられるので、掃除の
 手間が激減するかも・・・

●無塗装で使ってもOKですが、基本は塗装して仕上げます。その場合、リボス社の
 デュブロン※をおススメ!実際、塗装までレクチャーしてもらいましたが、ローラー
 で転がすだけで非常に簡単で、DIYでも十分対応できます。汚れたら上から塗るだけ。
 何十回も重ね塗りOK!色も調合済のものが多くあります。
    
 ※塗料も室内で塗ることを考え、溶剤まで自然由来品です。
  https://iskcorp.com/livos-feature/
  商品のMSDS(材料安全データシート)はこちらからDLできます。
  https://iskcorp.com/livos-list/dubron-color/
 
●そのままでも、塗装をしたとしても水には弱く、トイレや脱衣所にもご使用になる
 方もいらっしゃいますが、注意が必要。でも汚れたら、上塗りすればいいんです!

ご興味のある方、カタログを差し上げますので、お声掛けください。

 

営業・加納
t-kano@daitojyutaku.co.jp