2018年9月10日
森は海の恋人
ブログでも、ご案内させていただきましたが、土曜日にNHKの定禅寺シアターにて「カキと海と長靴と」というドキュメンタリー番組の上映会と畠山重篤とカメラマンとのトークショーがありました。
畠山さんのお名前を聞いたことがある方も多いと思いますが、畠山さんは長年、気仙沼の舞根湾で良質なカキを生産している世界的にも有名なカキ生産者です。
一方で、「森は海の恋人」というNPO法人も立ち上げ、30年前から植樹活動を熱心に行っていいます。
3.11の津波では、舞根湾も壊滅的な被害を受けたのですが、海は戻ると信じて、同年にはカキの出荷を再開し、周囲を驚嘆させたのですが、その秘密は、植樹活動を30年の継続によって、培われた舞根の海の豊かさにあったようです。
今回、60分の映画とトークショーを通じて、世界に誇れる三陸海岸という豊かな漁場を持つ私達の責任として、森を守ることの重要性を改めて痛感しました。
森を守ると言っても、普通の人は木材を積極的に活用するくらいで、なかなか植樹や管理などは、難しい部分もありますが、畠山さんは、森を守ること同様に大事なことが、海を汚さないことだとトークショーで言っておられました。
プラごみのポイ捨て・合成洗剤や柔軟剤・消臭抗菌材・防虫剤・殺虫剤・除草剤や農薬など出来るだけ使わない・排出して海へ流さない生活を一人一人が、心がけなければなりません。
人は、海の魚を食べ、海の水が蒸発して雨が降り、飲料水になり、農作物も実ります。
つまり、私達は、日々、循環されるこうした環境によって生かされているという、感謝を常に持ち続けねばならず、子ども達の未来を守るためにも、自然を守り、環境に負荷をかけない生活を送らねばなりません。
弊社の外断熱の家は、「空気のバリアフリー」という人にやさしい健康な家づくりに取り組んでいますが、人にやさしい家は、結果的に、省エネで長持ちすることで、解体時にかかる環境負荷を抑え、日々の生活においても、健康にも環境にも悪影響を及ぼす不必要な薬剤の使用も抑えることが出来るのです。外断熱の家づくりは、環境にもやさしい家づくりということをご理解いただきたいと思います。
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