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高湿度にご注意を

じめじめするなと思ったら事務所の机にある湿度計が80%を超えてました。

空気中の水蒸気は、住宅の建材をすり抜けて、室内と室外を行き来する力が働いていますが、冬と夏では移動する方向が逆転します。この時期は、換気は別にしても、外の湿気は室内側に移動することで、知らず知らずのうちに高湿度となり、ジメジメするのはもちろん、虫の発生や空気の汚れなど人体にも建物にも様々悪影響を及ぼしてしまいます。

湿度が80%を超えるとカビ・ダニの繁殖も一気にすすみ、アトピーや喘息などのアレルギーのほか、夏型肺炎を引き起こしたり、免疫低下の原因にもなると言われています。

カビもダニも虫も、繁殖するには20℃~30℃の温度・70%以上の湿度・空気・栄養分の4つの条件が揃うことが必要です。

一つでも条件が欠けると繁殖は防げます。

神経質にならない程度に、ほどほどの清掃や換気を行い、除湿機やエアコンを上手に活用し、室内の湿度は70%以内をキープするよう心がけるだけで十分です。

どうしても湿度が下がらないという時は、カビの生えやすいところの空気の滞留をなくすことが重要です。

1日に何度か、扇風機やサーキュレーターを利用し風を送ってやるとカビの着床を防いで生えにくくなります。

病気同様、薬剤などの対処療法は、逆に免疫を低下させる要因ともなる場合もあるので十分にご注意ください。

シックハウス症候群や化学物質過敏症の観点からも、過度な消臭・殺菌・防虫剤などの使用は控えるよう心がけていただければ幸いです。