2021年9月6日
口呼吸を改善してぐっすり眠る
いびきの大きな要因ともされている口呼吸ですが、日本人の7割が口呼吸と言われています。
私もでしたが、喉の粘膜が乾燥して朝起きると喉が痛いという話を聞きますが、そうしたほとんどの方は口呼吸ではないかと思われます。
口呼吸により乾燥したのどの粘膜に、花粉やハウスダストなどの異物がこびり付きイガイガしてしまうのです。
口呼吸によるいびきは、睡眠も妨げてしまい、慢性疲労や頭痛・腰痛や高血圧・肥満など様々な影響を及ぼすとも言われています。
その他にも、細菌やウイルス・化学物質などが、体内に侵入しやすく、のどの粘膜も乾いていることで、繊毛の働きや粘膜免疫も弱まり、風邪やインフルエンザ・アレルギーなどの病を引き寄せてしまうのです。
昨今の、新型コロナウィルスの影響で、おいそれと病院にも行けないのが現状です。
今私たちが出来ることは、とにかく自己の免疫を高めて、感染を予防し、万一発症しても重症化を防ぐためにも、口呼吸から鼻呼吸への改善が必要ではないでしょうか。
鼻には、その構造や鼻毛によるバリア機能の他、異物の侵入した場合には、鼻水を分泌し、異物を排出を促す優秀な機能が備わっています。
鼻呼吸の出来ている人は、毎日、500ミリ位の鼻水を分泌して、細菌やウイルス・花粉やPM2.5などの侵入から、身体を守ってくれているそうです。
そんな偉そうなことをいっている私ですが、何を隠そう以前は口呼吸で、鼻でなかなか呼吸が出来ないタイプで、無呼吸症候群にもなり、CーPAPを長年装着していました。
そんな私が、口呼吸や無呼吸を改善するために実践した方法を紹介いたします。
〇 早寝、早起きを心がけた。
〇 普段から鼻呼吸を意識して慣れさせる。
〇 一日何回も腹式呼吸を行う
〇 腹八分目と適度な運動で体重を落とした。
〇 飲酒を控えて深酒をしないようにした。
〇 寝るときにネルネルテープを貼って寝る。
ざっとこんなとこですが、現在では口呼吸は、ほぼ解消しC-PAPもめでたく卒業しました。
疲れをとったり、免疫機能を整えたり、病を回復させるのも就寝中ですが、逆に病を発症させたり悪化させるのも就寝環境の良し悪しが影響する場合も少なくありません。
空気環境と温熱環境の優れたソーラーサーキットの家で暮らして、口呼吸を改善して良質な睡眠を心がければ、免疫の向上にもつながりますので口呼吸の方は是非お試しいただければ幸いです。
※ 画像のように専用のテープが販売されていますが、少々高価ですのでテーピング用のテープやサージカルテープで代用していましたが全く問題ないです。
- 高橋一夫