2017年12月5日
IAQ(室内空気質)の向上こそが真のバリアフリー
IAQ(Indoor Air Quality)とは、健康に影響を及ぼす可能性のある環境因子を含めた建物内の空気の質のことを指している略語です。
このIAQを高めるために、必要な要素が温度・湿度・換気・気流となります。
一般的に、バリアフリー住宅とは、住宅内の段差を無くすことによって、高齢者や身障者の方々が、日常の生活に支障なく暮らせるよう配慮した住宅のことをいいますが、単に室内の段差を無くし、廊下や出入口の幅を広くし、手すりなどを設ければバリアフリー住宅と言えるのでしょうか。
もちろん、段差にも配慮は必要ですが、段差以上に怖いのが部屋間の温度差や湿気や結露であり、それらによって繁殖するカビやダニ、その他の化学物質や汚染物質で蔓延する室内の空気です。
部屋間の温度差もなく、湿度のコントロールが出来て、きれいな空気に満たされた室内環境の中で暮らすことによって、アレルギー・風邪やインフルエンザ・ヒートショックを防ぎ、健康で長生きできるのです。
またこうした環境であれば、将来万が一介護を余儀なくされた場合、介護を受ける側の方にとっても、介護する側の方にとっても、介護に適した環境となり、介護で生じる様々な負担やストレスをも軽減してくれるのです。
段差のないバリアフリーに加え、温度・湿度・空気の清浄や換気によって、室内空気質のバリアのない住まいが、真のバリアフリ―住宅といえるのです。
IAQの良質な真のバリアフリー住宅がご家族とご自身の健康と大事な命を守るのです。
そして、ソーラーサーキットの家こそが、IAQのファイブスターということをご理解いただければ幸いです。
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