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自動車の燃費表示が変わる

自動車の燃費表示に疑問を持っていた方も多いと思いますが、もともと日本の燃費表示は、日本独自の燃費表示基準で、カタログに載っている燃費は、「一定の速度(60km/h)で平地走行したした燃費を表示していました。

それでは、市街地を走ると燃費消費が大きくなり、実態とかけ離れているとの声が大きくなってきたことから、2018年10月より、「WLTPモード」という国際基準の表示が義務化となりました。

「WLTP方式」は、国連で取りまとめられている国際基準で、燃費値を「低速」~「超高速」の4段階の速度域に分けて計測し表示していますが、日本では、超高速を除く3段階となるようです。

「市街地」「郊外」「高速道路」などの走行条件に合わせて表示されるため、より実態に即した燃費表示となります。

つまり、市街地走行では○km/L、郊外では○km/L、高速道路では○km/Lそして、平均値は○km/Lというような形で表示されるようになります。

いずれにしても、こうした基準は消費者にとって非常にわかりやすくありがたいことだと思います。

住宅の燃費もこのような基準が出来ると嬉しいのですが、抵抗勢力があまりに大きく変わらないのが現実です。

住宅の場合は、CMやカタログの言葉を鵜呑みにすることなく、正しい知識と確かな目を養い、間違いのない選択をしなければならないのです。