2017年11月29日
GWは施工精度で性能は変わる
オイルショック以降、家の断熱化も進みましたが、業界の悪しき習慣が続く中、現在も断熱材の主流となっているのがグラスウールによる内断熱(充填断熱)です。
しかし、GWを壁の中に均一に隙間なく充填するのは、簡単なようで難しく、様々な施工不良によって、結果的に断熱欠損をまねき、家の寒さばかりでなく、見えない壁の中で内部結露を引き起こしているのが現状です。
図をみてわかるとおり、施工の精度が悪いと規格どうりの性能は発揮されることはありません。
内断熱に限ったわけではありませんが、断熱は内装の下地材を張ってしまうと、確認のしようがないので、気密工事同様、施工を業者まかせにすることなく、お客様ご自身の目で確認することが非常に重要です。
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