2017年11月27日
良質な布団の中の温湿度
フトンの中の環境を、寝床内気象とか寝床内環境と呼びます。
冬場の良好な寝床内環境は、33℃・50%前後といわれていますが、普通、皆さんは、無意識にこの環境に近い状態をつくるために、寝室の温度やフトンの種類・枚数・パジャマの質など工夫しているのですが、断熱性能の低い住宅では、どうしても室温は低くなりがちで、10℃前後というお宅が多いのではないでしょうか。
寝室の室温が低いと布団を何枚もかけたり、電気毛布を使用したり、厚手のスウエットなど着用している方が一般的です。
そうすると、布団が重かったり、服がごわごわしたりで、寝つきも悪く、寝返りの回数も多くなりがちです。
また逆に暑くなりすぎて、無意識に布団をはいだりしてしまい、今度は寒さで目が覚めトイレが近くなるなどの睡眠障害にもつながります。
寝室の、快適だと感じる室温は16℃~20℃で人それぞれですが、弊社のOBのお客様の話を総合すると、概ね18℃前後というお客様が一番多いようです。
室温が18℃位ですと、個別の暖房もいらずに、あまり高価でないリーズナブルな価格の羽毛布団1枚と薄手のパジャマで、ぐっすり眠ることが出来るようになります。
※ 10万円以上もする高級羽毛布団では、逆に暑くなって失敗したというお客様も多いのでご注意ください。(寒がりな方や高齢者の方はちょうどいいかもしれませんのであしからず)
健康の源は何といっても、良質な睡眠です。熟睡することで免疫細胞も活発となり、病気にかかりにくい体になるのです。
外断熱の家は、夏はもちろん、冬もぐっすり眠れる家です。
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