2017年7月1日
総合シンポジウム 「健康に暮らせる住まいと木の魅力」
7月8日・9日に夢メッセで開催される「住まいの耐震博覧会」が開催されます。
博覧会では、総合シンポジウムもあり、 「健康に暮らせる住まいと木の魅力」と題したセミナーが開催され、光栄な事にこの私が、木造住宅を手掛ける地元のハウスメーカー代表ということで、主催者から指名を受けました。
今回のパネリストは4名ですが、私以外は各界で活躍する著名な方ばかりで、少々緊張いたしますが、頼まれごとは試されごとという信念に基づき、引き受けることと相成りました。
主催者からは、あまり過激な発言は控えて欲しいとのリクエストがあり、それはそれで結構難儀な注文ではありますが、苦手なパソコンに悪戦苦闘しながら、資料のたたき台を作成しました。
シンポジウムには、一般の参加者に加え、業界の関係者も多くいらっしゃるようですので、上品に外断熱の良さを伝えてたいと思います。
湿気や結露に弱い木材を外断熱によって、変化の激しい外気からガードし、壁体内にも通気性を確保することで、常に乾燥状態を保つソーラーサーキットの家づくりは、非常に理にかなったシステムで、目からうろこの家の造り方では、ありますが、この日本の悪しき習慣により、まだまだ認知されていないのが現実です。
高温多雨の日本の環境の中、木造住宅を防蟻剤や防腐剤に頼ることなく、次の世代に価値ある資産として引き継げる長寿命の住まいにするためには、充填断熱や見た目の数値を上げるために最近増加してきたW断熱(付加断熱)では、湿気や熱ごもりなどの障壁が多く、結果的に外断熱が最適なのは間違いありません。
限られた時間ではありますが、外断熱がなぜ木を長持ちさせて、住まいと住む人の健康をいつまでも守るかをしっかりとPRしてきたいと思います。
当日は、予約制ではありますが、お時間がございましたら、展示会の見学がてら、是非ご参加下さいます様ご案内申し上げます。
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