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本をつくるきっかけ?

昨日、dete FM  J-SIDE STATIONに、生出演し名護ちゃんのインタビューを受けました。

多くの方々から、メールやラインをいただきありがとうございました。

案の定、少しかんでしまいましたが、何とか無事に終える事が出来ました。

インタビューの中で、本を出版するきっかけは何だったのですか?という質問がありました。

公共の電波ということで、言葉を選びながら、手短に答えさせていただきましたが、本心?というべき想いを改めて紹介させていただきます。

社内報での社員に向けての私の想いから、一部抜粋して紹介します。
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昨今、住宅業界では、2020年の省エネ基準の義務化に端を発し、スマートハウスやゼロエネルギー住宅などの言葉だけが飛び交い、さもHEMSや太陽光・蓄電池などの設備さえ整っていれば、いい家というような風潮が見受けられます。

もちろん、各社の外皮の熱還流率などの性能も強化され、見た目の水準は向上しているかにも思えますが、まだまだレベルは低く、肝心な気密基準も疎かとなり、どれもこれも本物とは言い難く、将来、様々な問題が生じる可能性があるというのが、私の危惧する率直な考えです。

そうした中、未だに多くのお客様は、何を基準にして依頼先を決めたらいいのか解らず、相変わらずブランドやイメージ・見た目の価格などで、なんとなく決めているのが現状です。

こうした現状だからこそ、私達は、責任ある地元の住宅会社として、お客様が将来、後悔することのない様、ご家族の健康と建物の寿命を守り、50年後も資産として引き継げる家にするための要といえる、気密・断熱・通気性の重要性といった家造りの急所をしっかり伝えていかねばならないのです。

その事こそが、住み心地にこだわって、愚直に外断熱の家造りに取り組んできた私達の使命であり責務でもあると考えております。

極端な話、大東住宅で、建てようとも建てなくてもいいのです。

家造りにおいて、外観や間取りを検討する前に、先ずは、知らねばならない大切なことを、信念と熱意を持って、しっかりとお客様に伝えていくことが大事なのです。

そして、これからの家づくりのあり方をこの宮城から、全国に向けて発信していきたいと思います。

※ こうした想いで、書かせていただいた本だということを頭の片隅において、読んでいただけると幸いでございます。