2016年4月9日
追加掲載分 〇 住宅設備にもこだわり
2015年、オリコンが住宅設備ショールームの満足度ランキングを発表しました。1位がタカラスタンダード・2位はTOTO・3位はパナソニックとなりました。弊社では、基本的にどのメーカーでも取り扱いは可能ですが、標準仕様として取り扱っているのは、ランキング上位3社の商品となります。
特に、タカラスタンダードは、長年メインの住宅設備として、代理店を介さずメーカー直接のお取引をさせていただいております。そして、オリコンランキング1位のみならず、キッチンやユニットバスの売り上げも国内NO1のメーカーです。
ところが、タカラスタンダードの住宅設備を標準採用しているハウスメーカーは非常に少なく、大手を含め住宅展示場の中で、タカラスタンダードの商品はほとんど見かけることはありません。
なぜ、ハウスメーカーのシェアが低いのに出荷台数はトップなのでしょう。
これはリピーターが非常に多いということを指しているのです。タカラの商品は、ホーロー製なので、丈夫で手入れがラクで、使えば使うほど良さがわかり長持ちするのが特徴です。また品質の高さに加え、充実したアフターサービスなどによってユーザーから高い支持と評価を受けているのです。
そして、「見て・触れて・納得」という体感をテーマに全国に170ヵ所ものショールーム展開を図り、お客様本位の営業体制を確立しているというのも大きな要因ではないでしょうか。
それではなぜハウスメーカーの採用率が低いのでしょうか?
それはタカラスタンダード独自の価格設定にあります。
値引きが当たり前で、実質の価格が不明瞭な、住宅関連業界のマーケットの中でタカラさんは上代(定価)を低く設定しているいわば正直な商いをしているメーカーです。
定価が低いということは、当然商品を仕入れする際の掛け率(原価率)は高くなるのです。つまり売り手側にとっては、利益が確保しづらく、販売しにくい商品と言う事になるのです。
まあ、この辺の業界の事情については何かと差し障りがありますので、これ以上は控えさせていただきますが、そうした中でのNO1ということで、それだけお客様に支持されている証ですので、素直に敬意を表したいと思いますし、弊社にとっても非常に嬉しいことでもあるのです。
派手な宣伝もなく、どちらかと言えば地味なイメージのメーカーですが、ホーローにこだわり、お手入れのしやすさ、丈夫さ、清潔さといったキッチンの最も大事な使い勝手を重視する姿勢は、住みごこちにこだわる弊社の家づくりのコンセプトにピッタリなメーカーなのです。
よく、お客様から「タカラを標準にしているのは珍しいですね」というお話を頂戴しますので、簡単に説明させていただきました。
※他社メーカーの商品もデザイン性や機能性などの長所があり、弊社ではお客様のご要望に合わせご提案させていただいております。
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