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空き家を放置すると税金上がる?

周りに空き家があって防犯上、景観上何だか不安という方はいらっしゃいませんか?

またご実家等が空き家だけどどうしていいかわからない等ないですか?

そんな空き家の固定資産税が高くなるかもしれないというお話です。

 

【背景】

昨年の12月に、空き家等対策推進に関する特別措置法の一部が改正されました。明らかに管理されてない空き家は行政から「管理不全空き家」と認定され、固定資産税の軽減(※)が受けられなくなります。

※特例の内容(価格に特例率を乗じて、課税標準額を算出します)
 1 小規模住宅用地(住宅用地のうち200㎡以下の部分)
   固定資産税:価格×1/6、都市計画税:価格×1/3
 2 一般住宅用地(住宅用地の200㎡を超える部分)
   固定資産税:価格×1/3、都市計画税:価格×2/3

 

【どうしたらいいか】

近所の明らかに管理されてない空き家は、行政にいえば対策してくれる可能性はありますが、逆に空き家を管理されている方は、早めに対策した方がいいという流れになります。特例を受けられなくなると、単純に固定資産税が6倍になる可能性があるからです。

対策①)古家付き宅地として販売する → 築20年を超えると資産価値を見られない可能性も出てきます(法定耐用年数=減価償却年数は22年)が、中古住宅をリフォームして暮らしたい方もいるかもしれません。また30年超だと壊す前提で解体費分を値引いて売りに出す感じかと思います。

対策②)解体して更地として販売する → 更地として販売する前提であれば、売りに出す前に更地にしておく必要はありません。売れて契約金が入った段階で、引き渡しまでに壊せばいいですし、何なら解体費を土地の最終清算金から支払う方法もあります。

 

【では、結局のところ・・・】

空き家を管理されていて、どうするか悩んでいる方は是非お気軽にご相談ください。

Mailto:t-kano@daitojyutaku.co.jp

ちなみに以前のブログにも書きましたが、相続登記が義務化されます。こちらも要注意です!

所有者不明の土地は日本の国土の何%でしょうか? | 大東住宅ブログ