2024年4月28日
気密測定を行いました。
こんにちは。文屋です。
仙台駅東口展示場の近くでお家づくりを担当させていただいておりますが、
本日はそのお家の中間気密の測定を行いました。
結果はC値0.2でした。
完成時にはエアコンや他の外部とつながる部分も
ございますので、改めて完成時にも計測を行います。
気密は数値が低いほどお家の隙間が少ないことを意味します。
換気扇を回すとコンセント、床下、窓際などなど隙間風などの不快な
経験はございまいませんか?
風が強い日には特に仕事帰りに家の中が埃っぽいなど・・・
高気密といっても指標がございませんので特に注意が必要です。
国の基準ではC値は求められておりませんが、とある県では
より性能の高いお家には補助金を出していたりもします。
隙間だらけのお家と、ピシッと隙間がないお家
見た目ではわかりませんが、すごい高級なフェザーを使用した穴が開いている
ダウンジャケットやお布団を高いお金を出して買う方はいらっしゃらないと思いますので、
ぜひ穴の開いていないお家づくりをしていただきたいと思います。
C値1だとしても換気は半分しか計画的にはできません。
ちょっと前まで国交相の方で出していた指標C値5でした。
ほぼ換気しませんが大丈夫でしょうか?
エアコンなどで冷暖房をした際の内外温度差でも空気は動きます。
風が吹いていない内外差圧が0でも内外温度差が20℃(家20℃ 外0℃)
の環境となりますと計画していない換気が勝手にされてしまい室内気温が保てず
想定していない夏の暑い空気や冬の寒い空気が建物内に入ってきてしまい
余計な冷暖房が必要となり、本当の高気密高断熱の家とは言えないと思います。
どうか切に国が責任をもって気密に関しての指標を作り、
物価高でただでさえ負担が多い令和のこの時代に心から
いいお家づくりができる環境を整えてほしいものです・・・
- 文屋敏春