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クールビズにピッタリです。

環境省が推進するクールビズ運動も、10年以上が経過し国民の認知度も90%を超えたようです。

導入時の担当課長さんが、何となく決めたというビックリぽんの推奨温度が28℃ですが、28℃では暑いと感じる方が多く、推奨温度の引き下げも検討されているようですが、毎年見送られています。

一方で、この時期になると連日のように、熱中症で緊急搬送〇〇名というニュースが流されます。
こうしたニュースを見聞きするたびに、何とも複雑な気持ちにもなりますし、28℃でも快適な、ソーラーサーキットの家づくりに取り組んでいる私達にとっても、推奨温度を引き下げた方が、差別化にもつながるので、若干、脱炭素の政策とは逆行するかもしれませんが思い切った判断が必要ではないでしょうか。

さて、人が感じる体感温度には、様々な要素が関係してきますが、一番影響するのが湿度というのはおわかりいただけると思います。

28℃でも湿度が70%を超えてくると、誰もが暑さを感じ不快な環境となりますが、これは、汗の蒸発(気化)が抑えられるのが一番の原因です。

そして、湿度同様に、体感温度に影響を及ぼすのが床や壁・天井などの表面の平均温度です。

まわりの表面温度が高いと、人間が発する熱を吸収することが出来ずに、逆に輻射熱を感じてしまい、どうしても体感温度は高くなります。

ビルやアスファルトに囲まれた28℃と公園や森林の中での28℃では、全く体感温度が違うのはこのせいです。

「壁面平均温度(床・壁・天井の平均温度)+室温÷2」 というのが体感温度の目安となります。

つまり、室内が28℃で、壁面の平均温度も28℃ならば、体感温度も28℃となり、湿度を50%から60%前半にキープすれは、薄着でのデスクワークであれば暑さを感じる事なく過ごせますし、暑がりの方でも、扇風機があれば十分快適です。

しかし、同じ28℃でも、床や壁・天井の温度が30℃を超えてくると、輻射熱によって、体感温度も上がり、湿度が80%を超えれば、高齢者の方は熱中症の危険を及ばずほどの暑さとなります。

エアコンに頼らずに暑い夏を快適に過ごすには、温度以上に、湿度や壁面平均温度を抑えて、汗を蒸発させるために風(扇風機やうちわ)を上手に取り入れる事がとても大事です。

壁や天井の表面温度が抑えられるソーラーサーキットの家は、気流を上手に取り入れると、28℃・60%の室内でも、体感温度は最低でも1℃~2℃は低くなりますので、他では得られない爽やかさを感じられます。

こうした環境を、整えやすいのが、ソーラーサーキットの家で、完全な外断熱と二重通気の技術を組み合わせる事で、冬の寒さと夏の暑さにくわえ、日本独特の湿気を考え、開発された画期的な住まいなのです。