2015年8月8日
逆転結露(夏型結露)にも注意
結露といえば、冬の季節を想像しがちですが、実際には夏場にも起きている現象で、エアコン使用時の温度差によって、壁体内で起こっている結露を逆転結露(夏型結露)といいます。
年々、猛暑が厳しくなり、今やエアコンの使用は避けられない時代となってきましたが、エアコンの使用によって、壁の中や床下で発生する結露で、カビ菌や腐朽菌が増殖し、木材を腐らせている事はあまり知られていないのが現実です。
そして、この結露によるカビやダニの繁殖によって室内の空気が汚れ、アトピーや喘息・夏型肺炎などの病気を引き起こし、住む人の健康までも脅かしているのです。
外気温30℃、湿度80パーセントの場合の露点温度は 26.2℃となります。つまり湿気を含んだ高温の空気が壁体内に侵入し、冷房によって冷やされると上記の温度の部分では、確実に結露が発生している事になるのです。
一応、結露が発生しても、腐りにくい材料を使用し、後々乾いて、水蒸気を壁の外に逃がす構造となっているので問題は少ないとしているのが、一般的にまかり通っている不思議な常識なのですが実際はどうでしょう。
例え乾いたとしても、一度水分を含んだ断熱材の性能の劣化や発生したカビ・腐朽菌のその後はどうなるのかなどちょっと考えただけでぞっとします。
大東外断熱の家では、構造の外側で高レベルな気密・断熱工事を施すので、外部から壁体内への空気の侵入はほとんどないので、壁の中はいつも爽やかな状態を保ちます。
さらに、壁体内と室内の温度差も少ない為に、例えエアコンを使用したとしても、結露の発生などの心配は一切ないと言えるのです。
冬の寒さ対策と共に夏の暑さ対策、そして一年を通しての結露対策!
「家と住む人の健康をいつまでも守る」 健康で長寿命な住まいのキーワードは床下と壁の中にあるといっても過言ではありません。
“”
- 社員ブログ