2024年10月8日
外壁はなぜ劣化するのか?
外で使う物干しなどのプラスチックが雨に濡れたりしていないのにボロボロになってしまう、という経験はありませんか?
これは太陽の仕業です。太陽から降り注ぐ紫外線は日焼けには大敵ですが、プラスチックなどにもかなりダメージを与えます。
紫外線による肌への影響と日焼け時のケア|肌トラブルとスキンケア
肌やプラスチックは柔らかいものなので、何となくわかりますが、実は外壁も同じなのです!
ご自宅の外壁、手で触ってみて、手が白くなったりしませんか?
もし手に白い粉がつけばこれはチョーキングと言って、表面が日焼けしてダメージを受けている証拠です。
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下記、外壁メーカーKMEWさんの受け売りなので、詳しく知りたい方は是非、本家のページをご覧ください。
色あせに強い|光セラ|外壁材|ケイミュー (kmew.co.jp)
田舎のお家の玄関脇に無造作に捨ててある割れた茶碗を思い出してください。割れている以外は色も特に劣化していないイメージが頭に思い浮かびませんか?
お茶碗は焼き物なのでSiO2、つまりセラミックスで強固な結合エネルギーを持ちます。ガラスや石もそうですね。
じゃ外壁もそういう材質にすればいいんじゃね? まさしくそうです。紫外線で分解しない結合エネルギーの材質にすれば理論的には劣化が抑えられえる訳です。
KMEWに限らず外壁メーカーはどこもこういう工夫をしながら耐候性の高い材料を提供してくれています。
もし新しく使う外壁にお悩みの際は、こういったことも少し頭に入れながら選んでみてはいかがでしょうか?
- 加納貴志