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トイレの材質は陶器?有機ガラス?

「有機ガラスのトイレなので、汚れが付きづらく安心」、という宣伝文句を聞いたことはありますか?

ここ数年、PanasonicやLIXILなど、「有機ガラス」を売りにする会社が出てきました。

スゴピカ素材(有機ガラス系) | トイレ | | Panasonic

LIXIL | トイレ | INAX TOILET SELECTION | SATIS X

 

 

何となくすごく聞こえます。でもガラスって元々無機質なのに有機ガラスって何?

上記PanasonicのサイトやWikipediaを見てみました。「有機ガラス≒アクリル」ですね。キッチン天板の人造大理石などでも使用される耐久性の高い材質で、いわゆる樹脂です。

 

恐らく、表面にいろんな処理をすることによって汚れを付きづらくする、というコンセプトのトイレです。なので、あらかじめ洗剤で泡を作っておくなど、とにかく汚れが付きないということに注力している材料だということがわかります。

(もし汚れがついてもブラシでゴシゴシ掃除しないでください、という商品です)

 

一方、東洋陶器株式会社=東陶=TOTOは陶器のトップメーカーです。

こちらは陶器なので、コンセプトとしてはもし汚れがついてもブラシでゴシゴシ掃除してもOK!みたいな感じだと思います。

 

なので、選び方としては

有機ガラス系トイレ・・・とにかく汚れを付けたくない、もし汚れたら優しく洗うよ。

陶器系トイレ・・・頑丈が売り、汚れがついてしまったらゴシゴシ洗いたい。

という使い分けでいい気がします、たぶん。だいぶん乱暴に分別しましたが・・・(笑)

 

最後に、私も初めて見ましたが、陶器って焼くとこんなに縮むんですね。機会があれば工場見学してみたい。

石川佳純のTOTO工場見学! – YouTube