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外部木材の耐久性とお手入れ

外で風雨や太陽にあたる木材の劣化、心配ではないですか?

ウッドデッキもそうですが、最近は樹脂と木チップなどを固めて耐候性の高いものもありますが、無垢材の木材は、何もお手入れをしないと必ず劣化します。

 

 

ネットニュースでも話題になっている隈研吾氏の建築物がそうですね。

那賀川町の美術館や銀山温泉の旅館、オリンピックで話題になった国立競技場など、ネットでは様々な劣化状況が多く写真挙がっています。もちろん塗料などで保護していると思いますが、これらに限らず、見た目を優先して何も考えずに木材を使用したりすると、みるみるうちに劣化します。

改修に“3億円”地元困惑も…隈研吾氏設計の美術館が“老朽化” – Yahoo!ニュース

 

この劣化は、いわゆる風化と呼ばれる現象で、気象要件の他に、カビや腐朽菌等の微生物や酸性雨、大気汚染物質やほこり、微細な土砂などが複雑に関係しあって劣化を進行させるそうです。無処理のまま屋外に設置すると、1年程度で表面全体が暗灰色になってしまい、これはカビ類による変色が主な要因のようです。更に年月が経過すると年輪と年輪の間の柔らかい部分がやせていき、表面が洗濯板状になってしまいます。

 

 

なので、外部に無垢の木材を使いたい!という方はかなり慎重に検討された方がいいということになります。ウッドデッキぐらいだとDIYでお手入れできますが、外壁等だと手出しできないですもんね。

 

 

ウッドデッキのお手入れに特化してお話をすると、おおよそ下記の2点に大別されると思います。

 

 

◆劣化しづらい木を使う・・・例えば海岸などでも使われるアイアンウッドとも呼ばれる水に浮かばない木「ウリン」などを使うのも一つですが、硬くて重くて、一般の工具では加工できません。

ウリン (アイアンウッド ・ ビリアン) | ウッドデッキ材専門店 (sunnywood.jp)

◆塗料なので耐候性を付与する・・・塗料を塗れば100%安心ではありませんが、経験的には相当劣化を遅らせることができます。これも定期的な塗り替えが必要ですが、やってみれば非常に簡単です。業界でよく使われるのは“キシラデコール”です。

木材保護塗料キシラデコール製品情報 | (xyladecor.jp)

 

 

ご参考まで、下記サイト情報よくまとまっていて見やすいかもしれません。

屋外で木材を使用する|水に強い木材や塗装の効果を解説 – eTREE