2024年10月15日
寒暖差アレルギーにご注意を
朝晩の温度差が激しい時期となり、アレルギーの症状を訴える方が増加しているようです。
症状は、アレルギー性鼻炎と似ており、くしゃみや鼻水がとまらなくなり、血液検査をしても、花粉やハウスダストのアレルゲンにも陽性反応がみられないそうです。
医学的な正式名称は、「血管運動性鼻炎」と呼び、厳密には、アレルギーとも違うようですが、アレルギー性鼻炎と症状が似ていることもあって寒暖差アレルギーと呼ぶそうです。
原因は、急激な温度変化で、前日との寒暖差や室内と外との温度差・室内の温度差も原因となり、自律神経が乱れ、カラダの調整機能が追いつかなくなり、鼻や口腔内の粘膜が敏感になってしまうことで起こる疾患で、ストレスや寝不足・食生活や生活習慣の乱れなどからもくるそうです。
そして、食品や日用品に含まれる化学物質の影響もあるようで、体内に取り込まれる化学物質によって粘膜が膨張し、過敏になることで、冷たい風やハウスダストや微粒子などの物理的刺激によって、粘膜を刺激して症状を引き起こすそうです。
〇くしゃみ、透明の鼻水がでる 〇鼻がつまりやすくなった 〇熱はないのにだるい
※ 目のかゆみや充血はあまりないそうです。
病気の予防も改善も、免疫(自己治癒力)が何より重要で、免疫の要は腸内環境かと思います。
食欲の秋を迎えましたが、良質な食事と腹八分目を心がけ、ビタミンやミネラル、食物繊維を意識して摂取し、適度な運動と睡眠、ストレスケアを心がけ、健やかにお過ごしください。
- 高橋一夫