2015年5月23日
住宅の高断熱化は、運動にも勝る改善効果(高性能住宅を推進する必要性)
今回は、『住宅の高断熱化は、運動にも勝る改善効果』のレポートをご紹介い<br />たします。<br /><br /><img src=”http://samidare.jp/m-seino/box/hi.jpg” border=”0″><br /><br />【2002年~2008年の間で新築住宅に移転した人を対象に住まいの<br />「居住者健康性」に対する影響を明らかにすることを目的としたアン<br />ケート調査を行いました。(2万人)日常生活習慣などについても聞<br />いています。飲酒の頻度、タバコを吸うか、運動の頻度などについて<br />も、それぞれの行為ごとに健康改善効果を分析 しました。<br /><br />上図は、これらの結果を、断熱による効果と相対的に比較したものです。<br />例えば、喉の場合、改善の約5割が断熱、3割が喫煙、2割が運動による影<br />響と出ています。<br /><br /> 日常生活において適度な運動を行うことは、健康を保つために非常に重要<br />と言われ生活習慣病の予防に欠かせないものと位置づけられています。確か<br />に、本結果でも運動は、日常生活習慣の中では、最も影響が大きいと出てい<br />ます。しかしながら、この調査の結果では、住まいの断熱は、この運動より<br />も大きい影響を持つことが示されています。これまで、断熱は、寒さや暑さ<br />を和らげ快適性を向上させると言われていますが、快適性は、人それぞれの<br />感覚に強く依存します。<br /><br /> 同じ断熱でも、その効果は人によって変わることになり、求められるもの<br />は個人の好みになります。健康も人によって大きく異なるのは同じですが、<br />これの重要性は社会的な意味でも明らかです。住まいの断熱化は社会人とし<br />て重要です。】<br /><br />この調査では、生活習慣が健康改善効果に与える影響は大きなものがありま<br />すが、それよりも大きな効果が住宅の高断熱化で得られることを明確にして<br />います。<br />””
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