2015年5月5日
断熱性能向上と疾患予防による便益(高性能住宅を推進する必要性
)<br /><br />今回は、『断熱性能向上と疾患予防による便益』のレポートをご紹介いたし<br />ます。<br /><br /><img src=”http://samidare.jp/m-seino/box/efg.jpg” border=”0″ width=”500″ height=”350″><br /><br /><br /><br />【上表は、一般的な所得世帯の住宅を改修して高断熱住宅にした場合の「休業<br />損失予防による便益」と「医療費の軽減による便益」を表したものです。<br /><br /> 心疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧などの血管に関連する疾患の多くに便<br />益が見られます。「休業損失予防による便益」では、高血圧の便益が高くなって<br />いますが、安定した暖かい室温が保たれた場合、ヒートショックなどの温度差<br />によるストレスが少なくなるのでこのような便益が生まれるものと考えられま<br />す。<br /><br /> 心疾患や脳血管疾患、糖尿病についても安定して適度な室温が保たれた場合<br />、発病の予兆となる体調変化も少なくなり休業につながるような症状も現れに<br />くいことがわかります。<br /><br /> 更に、罹患した場合の医療費の削減効果も顕著に表れています。住宅の安定<br />した暖かさが保たれれば、健康を保つことができる予防医学的な効果も期待で<br />きるものと考えられます。<br /><br /> その他、様々な室内の温度差や寒さに起因する病気についても高い予防効果<br />と医療費の軽減が見られ、住宅の温熱環境の重要性がわかります。<br /> 一般家庭の医療費の高額化が問題になっていますが、断熱性脳の高い住環境<br />は有効な医療費削減の手段となります。】<br /><br /><br /><br />この様に経済的に考えても住宅の高断熱化はNEB(ノンエナジーベネフィ<br />ット)効果が認められます。<br /> 疾患の内容も、ガンを除く成人病が対象なっており、休業による損失や罹患<br />よる医療費の負担増など、住宅性能の大切さがわかりますね。<br />””
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